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「働き方改革」関連法案に思う ~前編~

DSC_0174守秘義務もあり、あまり詳しくは書けないが、ここのところ、自分が歌うという前提ではない曲ばかりを創っていたが、ちょっとそれっぽいアイデアが出て来たので、慌てず大事に創っていこうと思う。
 私もたぶん400曲を超える曲を書いてきたが、誰にも「どうや!」と言えるような素晴らしい曲は書けていない。でも、少ないながら、他人には歌わせたくない大事な曲は数曲ある。たとえば、20代の頃にバンドでやっていた「Midnight Dreamer」や私のソロ作品のところにある「漂流者」などだが、、押しなべて、一般受けはしそうにない。だから余計かもしれない。

 ところで、最近、耳の“酷使”が気になっている。
通勤の間はipodで音楽を聴いている。1日、2時間以上だ。そして、個人練習もヘッドホンとマイクを使って練習している。そして、曲の制作も、スピーカーの片側が故障しているのもあり、ヘッドホンで制作している。やり出すと1日、4時間以上。
どれもまぁまぁ音量を上げている。制作をヘッドホンでやっていると、なんかよくわからなくなる。ある程度、目途がつくと、いったんミックスしたものをアウトプットして、PCのスピーカーで鳴らすが、もう耳が疲弊していて、よくわからなくなっている。翌日、聞き直すと、テンションが下がることもよくある。
 最近、耳鳴りもよくあるし、ちょっと考えんとアカンなぁ。。
 
20180405j-03-w680酷使とか疲弊とかいうと、気になるのが「働き方改革」だ。
ごくたまには、脳天気おっさんながら、そういう時事にも首を突っ込んでみたい。

その重要事項の1つとして、正規・非正規という雇用形態による賃金格差の是正ということで、確かに正しいことのように思える。
しかし、「同一労働」をどう定義するのか? 現実的には、これが“同一”と区分するのは至難の業だ。
そもそも同じ正社員の中でさえ、そうなっていない。仮にこれらをクリアできたとして、非正規雇用者の賃金を正規雇用者にあわせたとしたら、人件費が高騰することが予想される。企業側としては、正規雇用者の賃金を引き下げる方向に動くことになる。正規雇用とそれ以外の雇用者とを“働き方”ではなく“能力”で区分けしている企業では、これを実現することは、別の問題を引き起こしそうだ。
 最近は、アルバイトの賃金が高騰し、私たちの学生時代からすると、ほぼ倍という感覚だが、社員の給料って、そうも上がっていないし、年をとっても上がらない。

 私は、社会主義とか、共産主義とかを最も成功させる可能性がある国民性を持っているのは日本人ではないかと思っている。能力の差があっても、助け合い、給与の多少にかかわらず、手を抜くこともなく、勤勉に働く。
日本の発展は、若い頃に少々働きに見合う給与がなくても、まじめに働けば、終身雇用で安泰。古い体質といえば、そうだが、近年、“能力主義”といえば聞こえはいいが、多くの企業が、そうやって働いて来た、“ベテラン”を切り捨て、同時に長い時間をかけて人を育てるシステムを手放した。
優秀な若手は、より良い条件の会社へ見切りをつけ、去っていく。
この欧米的なシステムを取り入れながら、能力に応えられえない会社は淘汰されていく。能力主義、成果主義って言っちゃったからではあるが、歴史小説好きの私としては、秀吉の朝鮮出兵を思い出す。質と量の拡大、新たなポストの必要性が生まれる。

 働き方改革をまともにやると、サービス業をはじめとして、企業は厳しくなるだろうな。価格を下げないと、他の企業に勝てない、限りなく24時間営業に近い体制、少子化による人材難、アルバイト時給の高騰。
 そんな中、それらを支えてきたのは、“〇〇手当”という名の元に、働き放題の社員だっただろう。もっと過去の話では、高度成長期を支えたのも、週休2日などなかった時代のモーレツ社員。それが許される時代ではなくなって来た。
 
 消費者としては、便利であるのだが、施策としては、働き方改革と同時に、これらの営業体制の見直しや規制も必要かもしれない。私が大学生の頃はコンビニも少なく、夜10時には閉まってしまったが、2,3年後には、24時間営業のコンビニが次々、出店した。
そのあたり、、、日本は足並みを揃えて、少し不便に戻った方が良いかもしれないなぁ。。。すべての面で必要なのは、「足るを知る」ということか。。。
長くなったので、後編に続く!! (宮本)

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