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高ストレス者が好む維新偉人

維新偉人とストレス今朝、日刊スポーツを読んでいると、、
ちなみに、私は父の後を継いで、新聞とともにスポーツ新聞をとっている。
そして、大体、スポーツ新聞しか読まない。

…ということで、スポーツ新聞を読んでると、「読んで効く!ストレスオフ処方箋」という記事があり、「高ストレス者が好む維新偉人」というタイトルがついていた。
読んで効く!ストレスオフ処方箋(42)

なんでも、メディプラス研究所というところが、「ココロの体力測定2018」と題して、男女各7万人を対象に調査したらしい。

そこで、なんで維新の偉人が出て来たのかわからないが、、
とりあえず、大方の予想通り、ダントツに坂本龍馬がどの層でもトップだったらしく、判定材料にはならない、図によると、特徴が出るのは2位以降、、、
高ストレスの人は、土方歳三、沖田総司、近藤勇など新選組の人気が高く、低ストレスの人は、勝海舟、西郷隆盛、吉田松陰、伊藤博文、岩崎弥太郎とか開国派が続くらしい。。


もちろん、人が好む偉人とは、自分と似た思考の人を好む気もするのだが…。

「開国派の常識にとらわれない自由な発想や、自身の正義を貫く姿勢、あるいは豪胆で何事も受け入れる器などは、幕末の動乱の中においても、彼ら自身がストレスオフできていた印象を受ける。」とのこと…。
私なら、新選組のような厳しい掟の集団には入りたくないが、、別に大きく何かを変えてやろうとも思わない。
そのせいか、特にこの時代の偉人で好きな人もいない。

しかし、どうも腑に落ちないところもある。
確かに勝海舟は、自分を殺しに来た坂本龍馬が弟子入りしてしまったり、自分を護衛するために人を斬った岡田以蔵に人斬りを注意して、「私が斬らなければ、先生が斬らていました。」と言われ、「それもそうだ」と言うような、豪快そうな人だが…。
新選組のようにストレスまみれそうな集団の人たちが、、そんなにストレスに弱いタイプなのか???

どちら側につくかは、おそらく主義主張だけでなく、
当時は、むしろ何かよくわからないまま、置かれていた立場、“偶然”の状況による場合も多かったのではないか。。
単純に2分化はできないが、少し無駄に考えてみた。。もう少しわかりやすく考えると、組織にいる人間が、そこでの扱われ方に不満も持った時に、「そこを出ていったり、組織の変革をしようとする人」か新選組のように「その組織内の中で上昇しようとする人か」ということだと、少し理解できる気がする。

ところで、勝海舟で少し思い出したのだが、性格検査で“処世術”の観点で歴史上の5人のどのタイプかというのがあった。確か、もう四半世紀前の話だ。
勝海舟は、幕府側の人間でありながら、明治政府でも要人となった。処世術No1の人。
処世術最下位は宮本武蔵、もう世捨て人レベル、下から2番目は、明智光秀、真ん中がバサラ型の前田利家、私はと言うと、この時、処世術2位の大石内蔵助だった、、なんか微妙だ、、というかこの5人の人選も微妙だ。
“昼あんどん”と呼ばれながらも、水面下で動き、最後には目的を果たすタイプらしい。なるほど。

しかし、“昼あんどん”を筆頭家老にしていた浅野の殿はさすがキレ者ですな。。(宮本)

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