朝ドラは、、昨年からの「ブギウギ」は、歌の部分の完成度が高く、見ごたえありました。
歌の部分を除けばどうなのか?というのはあるものの、歌いたい歌を自由に歌える今の幸せを感じさせるドラマでした。
少しですが、本上まなみさんも出てましたし。。。
続く、「虎に翼」。。岡部たかし連続出場。。
私の好きな俳優、男女でベスト1位の伊藤沙莉、仲野太賀共演。。
ブレイク前の朝ドラ「ひよっこ」の時の感じが好きな人も多いので、それを期待していると少し違っているかもしれませんが、
なかなか難しい問題をしっかり描いた作品だったと思います。視聴率は振るわなかったらしいですが、テーマが重い場合は致し方なしかと…。
米津玄師のラストマイルの主題歌「がらくた」も良いですが、この主題歌も歌詞も含めいいですね。羨ましい才能です。
大河ドラマ「光る君へ」
観るかどうか迷ったけど、、なかなかおもしろかったです。
私は韓流ドラマは観ないですが、、もしかしたら、通じるものがあるのかな? と思って観ていました。。
あまり知らない時代なので、姻戚関係が良くわからなくなった時もありましたが…。
なかでも、藤原実資役の秋山竜次、、ユーモアもありながら、1本筋が通っている好感を持てる人物の機微をうまく演じていたのと代役で出演となった藤原隆家役の竜星涼、、序盤の少々軽率な感じから、現実を受け入れ、無常観とともに重厚な人柄や言動に至るまで見事に演じていたかなと思います。いい味を出している役者さんが多いのはさすが大河ドラマですが、、、
この2名は、私的には、、見事なスパイスだったと思います。
1月期のドラマ
ここで私が観たもので、本年ベスト10入りしているのは、「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」のみ。
西田敏行が歩くのが難しい感じでの演技でしたがさすが味がありました。芦田愛菜も準主役での出演、これから本格的に活動するのかな?
昨年のリバーサルオーケストラと少々被るかな?とも思ったけど、それの音楽的にレベルの高い群像劇というより、やや素人感があるものの、、
家族の絆にスポットを当てた感じかな??
特に當真あみ演じる女子高生が、父である楽団にとっては敵役の父親である市長の前で、ヴァイオリンを弾くシーンは泣けました。。
主題歌のアイナ・ジ・エンドの「宝者」もよかったです。
同時期に「ふてほど」で流行語大賞にもなった「不適切にもほどがある」。
え?? ベスト10入りはしておりません。。。
昭和人間の私は、今、観れば「うわ…」って思ってしまうことが、当時はそうだったよな…と思い起こされることがあって、面白くみれました。
河合優実のブレイクも生みだしましたね。。
まぁ周囲をみていると、ふてほどとは、「ふてぶてしいにもほどがある」と思ってしまうこともありますが…。
しかし多様性とかいう世の中で、不適切判定も度を超すと、生きづらくなるばかりですな。。
「大奥」う~ん、以前の浅野ゆう子とか菅野美穂とかの時代のものを期待したが、、仕方ないか。
「院内警察」面白かったですが、桐谷健太、、主役張るとこういうキャラになるのか、、
4月期のドラマ
年間の中でもこの時期が一番見ごたえがありました。
まず年間4位入りしている「アンチヒーロー」。どんでん返しがあったり、伏線が張られていたり、毎回見ごたえありました。
木村佳乃の法廷での最後のニヤリ…「キター」という感じでした。まぁそんな感じはあったものの…。
これも主題歌のmilet「hanataba」よかったです。
「アンメットある脳外科医の日記」これもよかったです。
杉咲花は、なんか常に杉咲花なんだけど、やはり上手いなぁ。。準主役ともいえる若葉竜也、、なんかドキュメントを見せられているような
感覚を醸し出す人だなぁ。。記憶が消失するという、割と身近に感じるテーマだけに見入ってしまいました。
やや地味ではあったかな?? ランク外。
「Believe・君にかける橋」木村拓哉の身長がどうたら、、でいろいろ言われているが、、そんなことはどうでもよく。
まぁまぁ楽しめた。木村拓哉のためのドラマという感じは、さすがに少し緩まり、竹内涼真、斎藤工もまずまずは生かせていた気はする。
ただ上川隆也、北大路欣也は、無駄使い感があったのと、天海祐希の奥さん役は少々違和感が…。
主役クラスをこれだけ使うと難しいか…。ストーリーはやや刑務所から脱走って、、無理があるなと。。それでも年間8位でした。
7月期のドラマ
前も書きましたが、「新宿野戦病院」仲野太賀、小池栄子… 面白くないわけないメンバーだったのだが、、
私、2話で断念しました。でもドラマ通のママ友によると面白かったようです。
「ギークス・警察署の変人たち」も私は2話で断念。
唯一、この期で唯一、最後まで観たのは、、
「マウンテンドクター」杉野遥亮、、主役クラスになりましたね。
マウンテンドクターというのは、あまり今までテーマになったことはないものの、全体的には目新しさはなかったですし、
キャラ設定もありがちかな…と、、特に大森南朋は好きな俳優さんですが、このキャラは、かなりベタやなと…。
斜に構えていて、人付き合いの悪い、無駄に手厳しい、でも過去に何かある。。。
山登りのシーン多くて、役者さん大変だったかな…。
10月期のドラマ
10位にランクインした「海に眠るダイヤモンド」。
とてもよかったし、一般的な評価も高いのをよく聞く割には、視聴率は上がらなかったのは、やはりテーマの重さかなと…。
どこかでめちゃくちゃ感動したとかないですし、少々強引な展開や設定もあったし、、、
神木隆之介演じる、鉄平なる主人公は、比較的お人好し側の私からみても、少々イラっとくるが、、
ラストで、King Gnu「ねっこ」が流れるシーンはグッときました。
「オクラ」は反町隆史、杉野遥亮(2期連続だな…)、、少々展開、えげつな過ぎな気がしないでもないのと…。
解決されてない謎もある気もするが、、まぁまぁ楽しめました。
白石麻衣は、女優になったんやなぁ…という印象を受けました。
「Qrosの女 スクープという名の狂気」どちらかというと、深夜枠。
桐谷健太は、院内警察の路線のキャラ。私は過去の「仁」や「ストロベリーナイト」の時の若くて純朴なキャラのほうがこの人に合う気がするが、
ある程度、年齢行くと仕方ないのかな?? 岡部たかし、哀川翔はいい味出していました。
テーマ的には面白かったですが、なんかそれで解決なのか…という気がしなくもなかった。。。
さて、最近ではネットドラマで評判になるものが多く、私はそれらを観ていないので、
これから、TVドラマ自体は、、オールドメディアとかいわれ、衰退していくのかなぁ…。それはTVっ子の私には少し残念だ。
ところで、番外編、、、深夜に何げなく観ていた「無能の鷹」が結構、面白かった。
深夜枠なのに、、菜々緒、、凄くできる社員に見えるのに、無能、、無能のフリではなく、本当に無能。
塩野瑛久は、「光る君へ」では一条天皇を演じている端正なイケ面だが、同時期にここでは、冴えない新入社員。
井浦新は人のいい悩める上司。。部長に高橋克実、、そのほか「虎に翼」でブレイクした土居志央梨、工藤阿須加、さとうほなみも出演。
ドラマ内での名言も多い。
「私がこの会社を必要としてるから、会社に必要とされてるかは考えないようにしてる。」
なるほど、、、こう考えられれば、会社で病む人はいなくなりそうだが、経営者は病むかもしれない。。。
「隣の芝生は青く見えるんですね。実情は見えづらいから。でも自分のところの芝生の見え方も天気によっては変わりますからね。」
…そうですね。
「いい人すぎる先輩は、きっと誰かに褒められることもなく、出世をすることもないのだと思う。
優しい人が損をするのが会社というものらしい。でも僕はその生き方を、ちょっとだけ素敵だなあと思った。」
塩野瑛久からみた先輩 井浦新…。
私としては、なんか身につまされるが、、「素敵」とは思ってもらえず、「ああはなりたくない」と思われるのが関の山だ。。
…などと思いながら、今年も終わりを迎えるのだった。。。(宮本)

