ぼやけて見える　無口な人波　
泳ぎ疲れても　時間は流れる
通りすがりの悲しみだけに　
心をとらわれ　明日を見失う

君は街の歪に　つまづき傷ついては
涙を流すことさえ　忘れていたね

果てしない空に虹の花が咲く頃　
僕らはどこへ辿り着くだろう
夢に破れても　すべてを無くしても　
君の笑顔がそこにあればいい

地下鉄の中　流れる風は　
止まった風景　繰り返し見せる
階段昇り　どしゃぶりの雨　
気づいて見上げた空に立ち尽くす

泡と消えた想いも　涙ににじむ記憶も
いつか輝きの中　包めるように

果てしない空に続く道があるなら　
僕は迷わず歩いて行こう
伸ばしたこの手に　触れるぬくもりがまだ　
虹の彼方にあると信じて

果てしない空に虹の花が咲く頃　
僕らはどこへ辿り着くだろう
夢に破れても　すべてを無くしても　
君の笑顔がそこにあればいい

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