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作曲活動2021_Vol.5「作曲手法」

ギターで作曲第5弾は、テーマに“手法”などと書いてしまったが、手順みたいな感じのことを今回は書きたいと思います。

まず、本題ではないが、ここ6年くらい、コンペに挑戦するようになって、
都度都度、それに合わせて曲を書いたり、自分の既存曲をアレンジし直したりしてるのでやらなくなったが、私のソロ作品のページ「秘宝館」にあるようにアルバムを作成するという体で、曲を書いていました。
メリットは何かというと、1曲目にふさわしい曲とか、この辺でバラードとか、バリエーションを考えて構成することでトータルのコンセプトを持ちつつ、いろんな曲を書くことを意識できるから。
これも、またやりたいけど、1度コンペに出しちゃうと、どんなに私の曲のレベルが低くて、採用される見込みなどないとしても、ちゃんと返却されるまでは、公開できない。
そして1度、公開してしまった曲は、コンペでは使用できないなどがあるのが、悩ましい。

さて、本題!
あくまで、歌モノということでは、曲、歌詞、アレンジという3要素で考えてみると、
①詞先 ②歌メロから曲先 ③アレンジから曲先 大きくはこうなる。

さて、私の長いだけの作曲歴をたどってみると、
私は15歳から作曲をはじめたのだが、高校生というか十代の間は、ギターを持って、コードを弾きながら、歌メロ、歌詞も考えつつ、曲を創っていた。
アレンジなんて、無いも等しいので、ほぼ同時、ラジカセの前で歌って録音して終わり。
前もって、メロディーのアイデアを思い浮かべるなんてこともなかったと思う。
となると、コードから考えていたとなると、上記の③になるが、ほぼ同時に①も②もやっているので、のっけからハイブリッドな作曲方法をとっていたことになる。
利点としては、歌詞のメロディーへのノリがいいことだが、かなり時間を要するし、どんなに時間をかけても何もできないことも多い。高校時代にそこそこまともに学校に行き、柔道部もやり、バンドもやり、土日の夕方は、野球をやって遊んでいたのに、なぜそんな時間があったのか不思議だ。
まぁ、よほどコードの研究をしない限り、曲調がワンパターンになりそうだ。

曲作りにターニングポイントが訪れたのは、大学のサークルで結成したバンドでオリジナルをやることになった時だ。
私は当時はギター担当だったので、要するに歌うのは私ではない。
簡単な(…というか簡単なのしか弾けない)ギターリフから、後付けで歌メロや歌詞を考える。
トリックハウスでは、島田さん作曲の曲では、最初にオケのDEMOがあり、そこに歌メロ、歌詞を入れていくので、ある意味、それに近いかもしれない。要するに③アレンジから曲先にあたる。
この時代、自分のキャラにない歌詞を書けたり、自分では歌えないような曲を掛けるという意味で幅が広がった。

またこの方法、歌メロだけで曲を表現するのでなく、楽器演奏、アレンジも含めての意識ができるのもメリット。
曲の中では、歌がない隙間があるので、実際、バンドで歌唱すると比較的、楽。
自分で作曲したものは、歌で埋めてしまう傾向があるので、ブレスが辛い時が多い。
この作曲方法は、自分で曲を創る時も、今後、取り入れていきたい要素だ。

割とハードロックは、こういった曲創りをすることが多い気がするが、DTMなどで作曲する人も、サウンドから構築することが多い気がする。

たとえば、こんな曲…。



このような曲を創った人が、どう作曲されたのかわからないが、あくまで私の個人的見解としては、歌メロだけから考えたのでは、出て来ないだろうなと思ったりするのである。
長くなりそうなので、この先は次回へつづく… (宮本)

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