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永遠の0.jpgトリックハウスの曲を全曲フルコーラスで個人練習し、歌い納めとした。
 さて、激動(?)の2013年もあと数時間となった。。
振り返ると、2012年の年明け早々、年末から入院していた娘が自発呼吸できない状況になりICU入り。長期入院からやっと戻ったと思ったら、父の脳梗塞による入院と認知症の発症、2013年は母が手術、入院、そして私も失業など。。個人的にもバンドメンバーの周囲でも、不幸な事が続いた。
また、この間、お世話になった知人の訃報も相次ぎ、さすがに脳天気な私も心が折れそうな2年間だった。

 2014年は、心機一転! 好転の種を撒く年にしていこう!!

さて、世間では“涙活”が流行してるとかしてないとか…。
私の場合、涙腺がユルユル&感情の振れ幅も大きいので、ドラマでも漫画でも結構泣いてしまう。
前々職はビデオレンタルのチェーン会社に勤務していた。私にいろいろ映画を推薦してくれる映画に詳しいアルバイトから、「泣かせる映画で宮本さんが泣かなければ、失敗作だ。」と言われたものだ。

しかし、文字からの想像力が貧弱なのか、小説ではその経験は1度だけだ。
通勤電車の中で「三国志」を読んでいる時である。
“長坂の戦い”の下りの趙雲の活躍のシーンで涙が出て困った。。
電車の中で涙が止まらない変なオッサンになってしまった。。
「三国志」の話は、また今度するとして、、、

 涙というと「永遠の0」が映画化され、「泣ける」と評判である。
映画はDVD化されてから、観るとして、文庫本読んでみたい。。
今まで歴史モノを中心に読んで来て、永井路子は知る限りすべて読んだし、司馬遼太郎も読みたいモノはすべて読んだ。。残すは山岡壮八の「徳川家康」くらいである。
…が、現代モノはあまり読めてない、話題になっている村上春樹とか百田尚樹とかどんなものか。。

と思ったものの。。
貧乏な私は基本的に中古で、100円とか200円の文庫本しか読まない。
最近は文庫本で新刊となると800円とか900円とかしてしまい、なかなか手が出せない。
しかし、人気作とあって、中古の文庫本は100円とかでは入手できず、読めてなかったのだ。。
「今、稼ぎもないしなぁ。。」新刊はちょっとなぁ。。 

よほど物欲しそうな顔をしてたのか。。
家内が“クリスマスプレゼント”として、「永遠の0」と来年の大河「軍師官兵衛」のガイド本を買って来てくれた。
どちらも“岡田くん”主演だな。。 (…別にそういった趣味はない。)

…で、小説の「永遠の0」は泣けたのか??
結果から言うと、後半から、ところどころウルウル来ました。
これから、観たり読んだりする人もいるだろうから、ネタはばらしませんが(最後、思わぬ展開が…)、、
“右傾化”の作品という事でもないし、様々な意見を持っている人なりにも考えさせられる作品だと思います。
ただ、私の中の「この作家どうなんだ?」っていう意識が邪魔したのか、現代の登場人物の会話内容とか、ちょっと“作り物”っぽい感じを受けたのと、膨大な資料によるドキュメント部分の多くを聞き取りにいった元隊員達が語っている体になっているのが、ちょっとムリを感じてしまったので、“語り”の内容を調査した資料により時代の状況、戦況を補完していく形であれば、もっとよかったかなと思うのである。

最後の解説は故児玉清(「アタックチャンス!」)が書いていた。
一瞬「あれ?」と思ったが、そうか本が発刊されたのは2006年だったのだ。

写真の右上にあるものだが、本と同時にホームセンターでライトも790円で買ってもらった。
我が家は、私が勤務中も全員22時に就寝していた。私だけが、日付が変わってから帰宅、2時就寝だったが、今は、家族の生活スタイルに従っている。そのため就寝前に本を読むようになったが、自分のところだけの照明が必要だ。
100円ショップで買ったライトで四苦八苦していたがうまく照らせず、見るに見かねて家内が買ってくれたのだ。
…鬼の目にも涙。。。   では、皆様良いお年を!!(宮本)

山のあなた.jpg 今朝、散歩で多田神社に“非公式参拝”したら、初詣の準備で既に多くのテントが立てられていた。
いよいよ、「2013年も終わりだな。」と実感。。
さて、9月末に「半沢」ブームに乗って、このネタに少し触れてしまったが…。
2013年のドラマ視聴率ランキング(平均視聴率)は、このようになった。

1位「半沢直樹」(28.74)、2位「Doctor-X」(22.98)、3位「ガリレオ」(19.92)、4位「リーガルハイ」(18.38)、5位「DOCTORS2」(18.32)、6位「とんび」(15.48)、7位「ラスト・シンデレラ」(15.17)、8位「救命病棟24時」(14.62)、9位「Woman」(13.58)、10位「35歳の高校生」(13.29)である。

これは民放ドラマなので、大河ドラマ「八重の桜」は14.6、朝ドラ「あまちゃん」は20.6で、本来ならこの中に食い込んでくる。

「半沢」はもう今さらなので、あえて触れないが…。
涙腺の弱い私が、翌日、目が腫れて困るような作品は、ちょっと無かったなという感じがする。
いくら今は浪人の身とはいえ、半分くらいしか見てないので、、あくまでも見たモノだけでの話だが…。

前作の流れで、個人的に期待していた「ガリレオ」は、湯川教授がドヒャーと計算式を書いて導き出す謎解きが、「そんなんせんでも…わかるんちゃうん?」という程度に終わり、少々残念。
「救命病棟24時」は、私の好きな“群像劇”ではあるのだが、進藤先生(江口洋介)抜きでは“スピンオフ作品”という印象を受けた。江口洋介主演の同じ群像劇「dinner」と分割してしまった感もある。
それなりには良かったけど、期待値が大きすぎたかと。

「とんび」は良い作品だったが、個人的にはNHK版の方を先に見てたので、薄まってしまったかな。。。

今年、印象に残ったのは「潜入探偵トカゲ」「海の上の診療所」の松田翔太。
父親のゴツゴツした感じより、ずいぶんシュッとした感じだが、面白い存在感だ。

最近、ヒット作の要素とも言われている“決めセリフ”を何とか盛り込もうとして、そのワザとらしさが違和感のある作品が多くなり、慣れるまで時間が掛かるドラマも目に付いた。
「遺留捜査」が続いて欲しいというのは前も書いたが、今年第4クールでの「刑事のまなざし」は地味だけど、心温まる作品で、これも次作を期待したい。

 で、大河ドラマは、綾瀬はるかを持ってしても、やや低迷した感がある。…まずまずだったけどな。。
来年は「軍師官兵衛」、兵庫県が舞台にもなるし、期待したい。
そして、2015年の大河ドラマは「花燃ゆ」。なんか足して2で割ったようなタイトルと思ったら、吉田松陰の妹が主役とか。
NHK、視聴率を無視作戦に出たのか?? ちょっと真意を測りかねる。
なら、2016年私の大好きな“真田幸村”で勝負を掛けて欲しいものだ。

で、第4クールで期待していた「リーガルハイ」「ダンダリン」。実は裏番組どうしである。
両者とも、あまりに荒唐無稽で、当初は「やりすぎ」感があった。
「リーガルハイ」は、おふざけしすぎなのだが、時々シリアスになり、特にラスト2話の法廷シーンは圧巻で株が急上昇。

「ダンダリン」は労働基準監督官がブラック企業をやっつける話なので「よくスポンサーついたな」と思ったが…。
とりあえず、楽しめた。
 気になったのは、、劇中主役の竹内結子が口ずさむ、カール・ブッセ(上田敏訳)の詩である。
【 山のあなたの空遠く「幸」(さいはひ)住むと人のいふ。噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。山のあなたになほ遠く「幸」(さいはひ)住むと人のいふ。】
意訳はこうである。
山の彼方に幸福があるというので探しに行ってみたけれど、見つけることができずに涙ぐみつつ帰ってきた。山のはるか遠くに幸福が住んでいると人は言う。

…が、どういう意味だ。素直に解釈すれば、“青い鳥”のように、「幸せは遠くではなく、そこにあるもの」という意味に思える。しかし、それではこの劇中のストーリーとそぐわない。

最終回の最後に、主役がこの詩の意味を問われ、前者のような意味か、
あるいは「探してもなかったが、どこかにあるはずだから、あきらめない」という意味かで若い頃にこの詩について、論争した。
で、後者の意味を自分は主張したという事が明かされる。
それで困難にぶち当たった時に口ずさんでいたのだな。。

歌詞も含んで詩や小説は、私は聞き手、読み手が、自分の捉えたいような意味で能動的に受け入れる余地のあるモノが好きだ。
自分もそういう作品を目標に創っていきたいなぁ。。 (宮本)

Monument of moment

2013年12月25日
夏場にかなり体重を落とし、9月末の退職後も早朝散歩と軽いウェイトトレーニングで維持して来たのだが…。
この所、元に戻って来たかと思っていると、一昨日に1日で1kg増え、自己最大値を記録すると、さらに昨夜1kg増加。。 ヒェッー、連夜の記録大幅更新。。。

…まぁ、そんな事はおいておいて、そんなクリスマスイブの夜。。

先日、ちょこっと触れた、私のソロ作品「ULTRA7」にも収録していた「Wild Code」が、現在広島在住の“たけうち”氏のアレンジ、打ち込み、ギター演奏により構成、装いを大きく変え、、
…というか、私のソロ作品とは違い、ちゃんと創られてます。(…私も歌い直してます。)
で、YouTubeにアップしていただきましたので、とりあえずはご紹介です。

http://youtu.be/4CDm_3aTM7k


当然、住処が離れてるので、データをやり取りしてという私にとっては“新しい形”です。。
何から何まで、たけうち氏に頼りっぱなしで、心苦しい限りですが、プロジェクト(グループ)名もMOM(Monument of moment)ロゴデザインも作ってもらいました。(マルチやなぁ。。)

来年も何曲か公開できればと思っていますが、わがトリックハウスの活動も2014年、何とかせんと。。。
いずれも、もう少しマシに歌えるように精進だなぁ。。(宮本)

 その筋の人には有名な話だが…。
他のミュージシャンには辛辣な発言で有名なイングウェイが、ブルース・ディッキンソンに対して、こう言ったらしい。
「生まれてから会った人間のなかでも一番非礼なやつだ。すごく失礼だ。本当に失礼だよ。あいつは大嫌いだ。それに、そんなに上手くもない。とんでもない奴だ。俺が『先祖が貴族なんだ』と言ったら、奴は『それがどうした?』だって。あいつは最低だ!』と。。。

 この話を聞くたび、少年時代の記憶が蘇える。

私が中学1年生の頃、アメリカのテレビドラマで黒人奴隷の問題を扱った「ルーツ」というドラマが放映された。
親子三代に渡る物語で日本でも平均視聴率23.4%を記録した。子供ながら惹きつけられ熱心に見ていた。
クラスでも色黒の生徒は“クンタキンテ”とあだ名される程、話題になった。
そして日本でも、自分の「ルーツ」を探ることが流行した。


ちょうどこれの少し前に、叔父さんから「これが宮本家の家紋や。お前の親父はアホやから、お前が覚えとけ」と言って、“剣片喰”のキーホルダーを渡された。父は5人兄弟の末弟で、気難しく、短気で、若い頃から素行不良だったので、宮本家および周囲からは、だいぶ煙たがられた存在だった。
 祖父は父が小学生の頃に亡くなり、祖母も私が生まれて間もなく亡くなった。当然、祖父母の記憶はない。
本家も祖父の代からの分家も相当な金持ちだが、父は裸一貫飛び出し、親戚から離れて暮らしていた事もあり、私は親戚との交流外におり、先祖の情報とかまるで知らずに育ったのだ。

 私は父を反面教師として来たので、子供の頃からあまり父と話をした事がなかったのだが…、キーホルダーの件もあり、「ルーツ」の影響による好奇心もあったので、恐る恐る先祖の事を父に聞いてみた。
父は一瞬、ギロリと目を向けると、「知らん。何かゆーてたけど興味ないから聞いてない。」と取り付く島もない。
そして、吐き捨てるように言った。「どうせ、おまえなんか分家の分家の子や。関係あらへん。」と。
…あぁ~、この人に聞いたのが間違いだった。。

 私の「ルーツ」は絶たれたまま、35年が経過し、父も認知症(どうせ知らんかったと思うが…)となった今、迷宮入りしたままである。
ブルース・ディッキンソンの「それがどうした?」が父の「関係あらへん。」とリンクしてしまったわけである。

 ところで、「ルーツ」のテーマソング(インスト)が、長く私の中に居座っていて、このイメージで作曲したのが、ソロ作品コーナーにも置いている「Lost Desire」である。(※相変わらず、生かせてないので、冒頭で「コンガ」を入れたら、聞いた人に『これ、いらんやろ!』と指摘されてしまった。。。)
それが、先日クインシー・ジョーンズの作品である事を知ったので、「ルーツ」から逆引きで、この事を思い出したのだ。

 ちなみに私はアイアン・メイデンは、ブルース・ディッキンソンより、ポール・ディアノがヴォーカルの時の方が好きであるが、この人は失業保険の不正受給で逮捕され、膝の故障(?)で今年で引退という余計な情報を入手…。
失業保険の不正受給か。。 
「生活が不安なので借りてました。」と言って借用書書いてもダメそうなので私も気をつけよう。。(宮本)

スター・ウォーズ検証.jpg 見たい映画を地上波やJ-COMなどからDVDに録画して溜めているが、今まで見る暇がなく、恐らく一生掛かっても見切れない程、溜まってしまった。
会社を辞めたので、かなり時間を持て余し、見たい映画もガンガン見れるかと思った。
…が案外、転職サイトを検索したり、家事したり、何だかんだやってると何の収穫もないまま、あっと言う間に毎日が過ぎ、結局ほとんど見れてない。

 スター・ウォーズは、私が中学生の頃に映画館に見に行った。

ほとんどの方はご存知だと思うが、当初は単に「スター・ウォーズ」であったのだが、実は、全9部作の4番目の作品であり、近年「新たなる希望」というサブタイトルがつけられた。
学生時代にこの続編の5番目、6番目の作品も映画館で見た。
 この中からは、別にジェダイの騎士でもない普通のおっさん役のハリソン・フォードが活躍し、ブレイクしていく。
この4番目の作品は、単純に悪者のダースベイダーをはじめとする敵を倒すという少年の私でも血沸き肉踊る作品で、しばらく、あれこれと影響を受けて、いろいろ物語を空想したものだ。サントラ盤は、擦り切れるくらい聞いた。

続く2作目(エピソード5)で、実はダースベイダーは、主役のルーク・スカイウォーカーの父であった事が、当時の私の英語力でも聞き取れるくらいのわかりやすい英語でカミングアウトされる。
子供心にスクリーンを見つめながら、「そんなチープな。。」と思ったものだ。
しかも、次作へのつなぎとしか思えない不完全な終わり方。
3作目(エピソード6)は、ダースベイダーが正義に目覚め、悪の親玉を裏切り、大団円を迎える。
 ちょっと、記憶が何なので、アレな説明で申し訳ない。。

…で、1999年より、このダースベイダーの少年時代に話が戻って、エピソード1として、リスタートを切る。
そして、エピソード1~エピソード3までがとっくの昔に映画化されたのだが。。
既に社会人になっていた私は、今の今まで気になりつつ、見れてなかったのだ。
 ちょっと思い入れもある作品なので、食事ついでに見る気にもなれなかったのもある。
…で、昨日、家内が忘年会やらで留守の間に、やっと3作品を続けて見る事ができた。14年掛けた“あまロス”ではないが、今ちょっとそんな感じだ。

 前の3作品(エピソード4~6)は、少々子供向けという気がしたのだが、エピソード1~3は、大河ドラマ並みにちょっと複雑な政治的背景が描かれていて、「これ子供だと理解できるのかな?」と思ったりもした。
技術は凄まじく進歩しているのだが、その分、画面の中の情報量が多く、ごちゃごちゃし、私の動態視力が追いつかない。
…どうしても真ん中の作品(エピソード2)は“つなぎ”的になるのは致し方ないか。。。

よく考えてみれば、どうやってアナキン・スカイウォーカーがダースベイダーとなり、あのような姿になったのかという事を3作品かけて説明されたような気がした。ダースベイダーって、もはやほぼメカだったのだな。
そして、ルーク、レイアの双子も生まれ、最初の「スター・ウォーズ」への役者が揃う訳である。

…で、いまさらだが、私の一番の驚きは、「エピソード1」のアミダラ王女役はナタリー・ポートマンなのだが、王女の影武者も務める侍女役に後の「パイレーツ・オブ・カリビアン」のヒロイン役のキーラ・ナイトレイが出演していた事だ。劇中、影武者である事にまったく気づかなかった。(写真参照)
 本家「影武者」なら、仲代達也が二役するが、ナタリー・ポートマンに似てる女優という事で選ばれたという事だから、徹底してるなぁ。。

 原作が本当に「最初から9部作だったのか」、“スター・ウォーズ”のヒットで「後から無理やり大作に仕上げたのか」は、フリークではない私は知らないが、1作目(エピソード4…ややこしいなぁ)が物語全体を踏まえて製作されたとは考えづらい。逆に言えば、後者の場合、よくここまで辻褄を合わせたなと感心させられる。
近年、版権をディズニーが買収し、製作されない予定だった「エピソード7」が、2015年には公開予定らしい。
ダース・ベイダーの孫の世代による3部作になるのかな?? 
噂では当初の主要俳優が出演との事で、ハリソン・フォードはOKだけど、ルーク、レイア役の人は、太ってしまったので、ダイエットを命じられてるとか。。。 
年も取れば太る事もあるのがリアルだと思うのだが、、 何か妙に援護したい気持ちだ。。(宮本)

信長像.bmp TrickHouseの「Material World Tragedy」の歌詞は、島田さんの曲のタイトルから想起して、“ある”テーマで歌詞を書いた作品だ。

 国単位や宗教紛いであったり、最近の事件や下世話な芸能ニュースだったり、、、
“洗脳”とか“ マインドコントロール”という言葉をよく聞く。
「あんな国に生まれなくてよかった。」と思ったり、「どうしてそんな事になってしまうのか?」と理解し難かったりもする。

しかし、社会人生活を振り返ると、勤め先である企業の中の日常でも少なからずあり得ることで、下手をすると、麻痺した感覚で犯罪に手を染めてしまう危険も潜んでいる。

 企業の利益や目的を実現するためにルールが邪魔になる事もあるだろう。
時として、そのルール自体が現実感のないものもあるし、私自身、100%逸脱しなかったかというと、自信はない。

 逸脱しなければその企業で生き残れないような、しかも企業自体には責任がない巧妙な仕組の中でサバイバルをしなければならない環境の企業もあるかも知れない。
給与、待遇、やりがい、人間関係の良さなどという魅力がない、あるいはそれでは収益が出せない企業では別の“何か”で社員を操縦しようとする企業が出現してくる。
今、就活をする中で、高望みはしないけど、そういうのだけは避けたいなぁと思う。

前々職の時に、業務提携している企業に5名が研修として派遣された。
研修の最後に研修先の社長とのミーティングが予定されていたらしいが、待てど暮らせど、その社長はやって来ない。
数時間待った後、その5名は、その会社の社員に断りを入れて、ホテルに引き上げたのだが、、
その後、やって来た社長にその会社の社員は、恐怖感で「無断で帰った」と報告。
5名は呼び出され、いきなりその社長に一方的に殴られた。。
 しかも、研修から帰社した5人の社員は、この“不手際”のため降格処分を受ける事になり、うち4名は退職にいたった。
残った1名の社員とその後、近くで働く事になったが、血だらけになったスーツで新幹線に乗って帰阪し、「あれ程、惨めな思いをしたことはない。」と語っていた。
そんな事は、この研修先の会社では日常茶飯事だったようだが、その後、そこの社長は自社の社員から傷害で訴えられ、逮捕された。

 私は幸い、上記の研修には参加しなくて済んだが、多くの研修、自己啓発セミナーを受けた。
もちろん、その多くは、有意義なもので、そこにコストを掛けてもらった事は感謝している。
これは、決して悪い例という訳ではないが、某企業に“トイレ清掃”の研修に行った。
早朝にそれは行なわれ、長靴を履き、上半身はランニングシャツになり、必ず熱湯を使い、スポンジを手に持って、トイレを徹底的に清掃する。。“気づき”や“謙虚”さを身につけるなどの効用があるらしい。
 確かに、、少し爽やかな気持ちになる。。清掃後は、何故か用意されたコンビニおにぎりとお茶で朝食を摂る。
これを今度は、自分の会社でも当番制で行った。ビルの清掃業者を雇っているにも関わらずだ。。
 ただ、この時、親切に指導してくれた某企業の社員2名の瞳が異様にキラキラしていて、ちょっと驚いた。。
(※決して、批判しているわけではないが、今はさらに大きなモノになり、教育の現場にも進出しているようだ。)

人は、おそらく暴力、罵倒、解雇、左遷などの恐怖というムチを与えられる中で、服従させられる。
そして重要なのは時々与えられる“アメ”だ。
時々、褒められたり、異様に抜擢されたり、、するとドーパミンやら何やらが出て、若者は奮闘努力、その企業の“結果”を出す社員になる。しかし、その常識感覚は少々危険性を孕んでいる場合が多い。
本来、普通の人のその暴走が怖いなぁと思う。 大小の犯罪と構図は同じ気がするのだ。
 やたらと、その企業の暴君が発するオリジナル語を社員が、世間共通の様に口にしだしたら、危険信号だ。

私? 最近失業中なもので、寒い朝に冷水を素手素足で使い、風呂掃除を担当しはじめた。
いつも家内から怒られてばかりだったが、褒められ、感謝され、爽快である。  あれ?? (宮本)

センバツ.jpg  最近、朝起きての散歩したら、あちこち凍ってるし、暗くなった。。

例のソロ作品をちょこちょこ迷惑を省みず配布していたら(だって、せっかくつくったし…)、当HPでもリンクさせてもらっている「架空の箱庭」の武内氏から、10年ほど前に、2人のプロジェクトグループ(…私はあまり仕事してませんが、、)で音源創りを行なったが、それを久々復活し、音源を創ろうというありがたいお話をいただいた。

早速、「Wild Code」という曲をアレンジした(はやっ…)との事で、オケを送ってもらった。
元がアレンジらしい事もしてないのに、すごいな。
普段、自分だけの作品の時は、キーあわせと歌詞のノリだけ確認程度に声出したら、もうヴォーカル録音をやってしまう。。 実はそれが済んだら、その後は歌わない。
普段、練習しているのはTrickHouseの曲だけだ。

さすがに、それでは申し訳ないので、ここ数日、繰り返し練習している。
しかし、、4回くらい続けて歌うと、もう声がへばっている。あぁ~情けない。

先日、桑田さんが1人紅白とかで、55曲歌ったとか。。。
それが仕事とはいえ、どんな喉してるのか。。せめて半分、いや四分の一くらいはあやかりたいものだ。

さて、話は変わって。。

11月20日のブログで、来年3月21日に開幕するセンバツ出場校の予想をした。
出場校の発表は1月24日だが、その際に最終3校の枠がある21世紀枠の各地区候補として、9校が発表された。

9校は以下。
北海道…天塩(北海道)、東北…角館(秋田)、関東・東京…小山台(東京)、東海…伊勢(三重)、北信越…長野西(長野)、近畿…海南(和歌山)、中国…大東(島根)、四国…坂出(香川)、九州…大島(鹿児島)

もちろん、1月24日にこの中から、3校に絞られるわけだが、、
私の予想した3校 角館、海南、坂出が、すべて選ばれた!! 「よっしゃー!」

朝刊を見て、退職日にギリで内定を出した人の「内定承諾」を取れた時以来の“小さくガッツポーズ”だ。

ん?? 高野連で雇ってくれんかな?? いい仕事しまっせ。。 (宮本)

チェンジ

2013年12月08日
枯葉.jpg 今日は、朝の散歩は50分コース。多田神社へ行って来ました。
10月にここで掲載した写真の時は、緑だった葉も紅葉に“チェンジ”していた。しかし、12月だから、紅葉もえらく遅くなったものだ。

さて、私の就活だが、ネットで中高年の転職活動の情報を見たりすると、それが参考になったり、力になったりもするので、微力ながら、いずれ私も何らかの形で同じ境遇の人に恩返しというか、少しは情報提供できればと思う…。

だが、今は真っ最中なので、状況報告程度である。

先日、急遽、筆記試験を受けた会社から面接に呼ばれた。
面接を受けるのは初めてである。
昭和おやじなので、野球にたとえてしまい、申し訳ないが、今までノーヒットに抑えられ、チャンスすらなかったところで、書類選考→筆記試験→面接と来たわけで、初安打から連続ヒットで「無死1,2塁のチャンス!」というところだ。
脳天気な私は、「働くのは年明けてからの方がいいなぁ」などと思っていたのだが…。

面接に行くと、会社の方は3名、先日試験官だった担当者は年配の方だったが、今回はサブで、その方よりずいぶん若いけど、職位の高そうな2名の方(もしかしてひとりは社長?…)がメインだった。

…で、いきなり、「転職サイトでは正社員で募集をしているが、契約社員でも募集している。どちらで面接を受ける?」と、選択を迫られた。
当然、正社員の場合はハードルも高くなるし、提示している給与の最低額くらいしか出せないという事。 
いきなり「えっーーー?」である。
契約社員と言っても、様子をみて正社員になれるという事だが、私も元採用担当だ。
より安易に切れる“試用期間”である事は察しがつくし、正社員前提の契約社員募集とせず、正社員募集としてたのは、分母をできるだけ増やそうという思惑だろう。
…それはわからなくもないが、今、このタイミングで…。

 前職では、紹介会社の紹介で正社員として入社したはずだったが、何の説明もなく、紹介会社には「内定」してない事になり、契約社員扱いが1年続いた。
名刺も作ってもらえず、その間の保険などは、自分で払うハメになり、提示給与はフタを開けると通勤費込みだった。。
…というような苦い記憶も蘇った。

 一瞬でいろいろ頭を巡った。契約社員でないと採用なさそうだが、、「正社員でお願いします。」と言った。 
「2塁ランナー牽制死で、一死一塁」に。

 次に会社の説明という事で、単に募集要項をそのまま読んで説明された。
質問として、実質の勤務時間を聞いた。休日が月に5日しかないが、週40時間勤務という事になっている。
明らかに労基法対応ぽいので、もちろん40時間なんて数値を期待していないが、実質どの程度なのかを聞きたかったのだ。
「台風や雪などの対応の時など…」という、回答が曖昧な感じになったので、「長時間なのは構わないのですが、通勤に車を使用できないので、電車で通えるかどうかを知りたいのです。」
と言うと、今度は面接官の3人が車通勤でない事に「えっーーー」。
(…でも、要車通勤とはどこにも書いていないし。。。)

あっ 「1塁ランナー盗塁失敗で、二死ランナー無し」に。。。
…終わったかな。。。 

しかし、面接はその後、家族の事やもちろん経歴や、前回の試験(論文や性格検査の回答)について、約2時間。。
私の経歴が2社経験ではあるものの、グループ会社に1名で所属してたり、脈絡のない業務が複数重複してたり、相当波乱万丈でツッコミどころ満載だったせいのようだが…。 
私も自分が面接官の時は長めだったが、こっちの会社説明を30分ほどして2時間が最長記録なので、相当長い。。

で、今回の結果次第で、よければ、もう1回面接があるらしいが、
「意気消沈したバッター、見逃しの三振」で“チェンジ”というところか。。。

で、グッタリといったん帰宅し、今度はバンドの練習にスタジオに向かった。
年内最後の練習になったが、島田さんと2人の練習。。 まぁいずれも来年に向けて出直しだな。。 (宮本)

ルミナリエ.jpg 少し前から、右手首に痛みが出ていたが、箸を使うのにも稼動する方向により、激痛が走るようになって来た。  ギター録音が済んでいて、よかった。。
最近は特に何が原因かわからないような事で不具合が生じてしまい、実に情けない。

ところで、神戸ルミナリエは、1995年から阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し復興を願って行なわれているが、1999年からは、その開幕前にハンディキャップを持つ人に「混雑を避けゆっくりと神戸ルミナリエを鑑賞してほしい」という趣旨で、先行して、ハートフルデーが開催されている。

ここには1度2001年に娘を連れて来場したが、昨日12月3日、実に12年ぶりに行って来ました。

来場者は、1万5000人。 認知度が上がったのだろう、前回よりも人がいっぱいで、移動は大変だったが、ネスレ日本グループが協賛し、会場では無料でコーヒーやチョコレートが配布され、ボランティアの方も親切に接してくれた。

やはり、点灯する瞬間は、感動しますなぁ。

しかし、疲れてしまった。。
老人や障害のある方を複数人連れて来られている施設のスタッフらしき方も多かったが、大変だったろうなぁ。。こっちは我が娘1人を妻と2人がかりでも大変なのだから。

その午前中にここで、何度か触れている私のソロアルバムを歌詞カード等も作ったりして完成とした。
前作をアルバムとして作成したのが、2000年。前回のルミナリエから今回の間には1つも作れてなかったわけだ。
本当はいろいろ心残りはある。 特に空間系のエフェクターの掛け方は、ちょっと力技に走ったので…。

ライナーノーツ的な事は、また改めて書こうと思いますが、、何か今、何とも表現できない気持ちだ。
私の場合、曲を創り始めた十代の頃から、頭の中に曲のアイデアができれば、それを出来映えはどういうものであれ、形にしないと、何か後ろめたい気持ちになってしまう。
加えて、曲のバリエーションのバランスを良くするために“アルバム”を作るという自分が作った習性に縛られている。 だから、1曲を誰かに伝えるために、十数曲を作成するハメになってしまう。

それがもう、三十余年。。
仕事をしていると、そうそう進展せず、ずっと忸怩たる思いに苛まれる事になる。苦しいのである。
この想いから、束の間解放されるのが、曲のアイデアが「0」になった時。
若い頃は、解放されつつ、「もう曲は創れないんじゃないか」という不安感もよぎって来る。

13年前の前作の時には、その録音をしながら、今回の作品を数曲作りかけていたので、解放されないまま、日々を過ごしていたわけだ。
しかし、長く掛かりすぎて、「0」という清々しい気持ちが湧かない。

これからは、“アルバム”という形にこだわらずに、自由に1曲1曲、気楽に創りたい。。
…あっBESTアルバム作りたいんだった。。 …それは、ちょっと考えないようにしておこう。。 (宮本)

引っ越しして1年…

2013年12月01日
有吉.jpg この土曜日は娘を病院に連れていき、ついでに家族3人で恒例のインフルエンザの予防接種を受けた。
今はノロウィルスが流行しているらしいが、「まだインフルエンザの発症者は診ていない」と先生がおっしゃていた。。

 インフルエンザの予防接種を受けた記事を、当HPがここへ引っ越して来て間もなく書いた記憶がある。
それから1年経った事に気づいた。
なかなかバンドの進展をお知らせする事ができず、四方山話ばかりで申し訳ない限りである。

 予防接種を終え、帰宅。ソロ作品のヴォーカル録音も終了したので、バンドの曲に専念して練習した。
録音の際には少々力み気味だったので、そのクセが出ないように修正しなければならない。

 練習後、風呂に入り、ゆったりして、曲創りのネタでも書こうかと考えてたら、突然、携帯電話がなった。。
キャリアシートで応募後、履歴書・職歴書を郵送していた企業から「明日、筆記試験に来い」との事!!  
ちょっとびっくりした。。
 
…し、し、しまった。。全然、勉強してない。。 頭の体操がてら本も買って、勉強しようと思ってたのに、まだしてなかった。。 
悪あがきで、数ページやってみたが、昔はできただろうが、今はどうやってたのかわからん問題、“現役”時代からたぶんできなかっただろう問題。。。 …う~ん、ムリ。。
問題を理解するまでに相当時間が掛かっている。。 脳トレくらいから始めんといかんか。。
そもそもどんな試験か出るのかわからない。  勉強するのを …あきらめた。。

 今日(日曜日)、異様に緊張しながら、その会社に向かった。。 
まだ筆記試験だけで面接に進めたわけではないが、転職サイトのキャリアシートの段階で“お祈り”され続け、“逆マー君”並の連敗記録中だっただけに、90%の緊張と不安と10%の安堵という感じだ。

 試験は5問の論文(90分)、一般常識問題(60分)、計算問題(なぜか5分)、性格検査(50分)何と計3時間半の試験だった。。
担当の方は、とても丁寧でいい感じの方だった。 でもヘビーだ。。
内容は、勉強しようとしていたモノとは全然違うものだったが、その会社のオリジナルのもので少々面食らった。。
論文試験も一般常識問題も、かなり仕事の実践的な感じに制作されていて斬新だった。。

「採用担当の時、こんなのやればよかったなぁ。。」などと妙に感心しつつ、回答。。
時々、集中力が途切れる。。

間違いなく計算問題はボロボロになったが、他は出来たのか、出来てないのか良くわからない。。 
結果はまだ先のようだが、、、突破するのは難しいか。。。
まぁいい経験になったのは間違いない。。 …が、どっと疲れた。。。

新卒向けのマイナビのCMのキャッチコピー 「やるしかないから、やるしかない」
シンプルというか、当たり前の言葉だが、なかなか力強く良いコピーだ。少なくとも。今の私の心には響く。
このCMを観ていて、思い出した事がある。
野球をしている時、あんなスピードで投げられる球を細いバットを振って「どうして当たるんだろう??」などと考え出して、その後、何故かまったく空振りしかしなくなってしまった事を数回体験した。
バッティングセンターで素振り状態になってしまった事もあった。。

…ちょっと今、当たることを信じられなくなって来たが、振らなければ当たらないのはこのCMの通りだ。
前職からの退職の挨拶の際に、紹介会社の人が、最後にかけてくれた言葉で心に残っている言葉がある。
私のような“おっさんの転職”の極意である。
「どれだけ不採用になってもめげない事! 結局1社採用になればいいんです!」 

あっ今日、歌の練習できなかった。。。 (宮本)