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フローとDNA



坂本龍一さんが亡くなられましたね。

私が若いころに活躍されていたミュージシャンが次々、他界され、寂しい限りだ。


高校時代には周囲でYMOファンは多くいたが、天邪鬼な私は少し背を向けている感もあった。。


でも冒頭のCMの「エナジーフロー」という曲。

はじめて観た時、鳥肌が立った。


リゲインのCM、「24時間戦えますか?」と問いかけていたCMが…、

1999年、、、時代が変わったのだ。


同年、私は、24時間どころか、50時間くらいぶっ通しで働いたり、一番無茶苦茶な時期だった。

この翌年の半ばには転職することになった。


自分たちの世代は、今で言うとパワハラと言うれる人たちにガンガンやられて来たけど、

そこに「なにくそ!」と思うか、ビビって頑張って来た感があったけど、

“その頃”には、パワハラ幹部が理不尽にみんなをガツンとやったら、キレた多くの若い社員が「アホらし…」と定時でみんな帰ってしまったことがあった。。

やっぱり、そのあたり分岐点だったのかもしれない。。。


パワハラというと、ある意味、経営者からすると、“必要悪”だった時期もあったのかと思う。

元その手の人が、居場所を自己啓発の講師かなんかに変えて、経営者に取り入り、

経営者の言いたいことを代弁する仕組みがその流れかもしれない。


最近、採用担当者として、退職していく人が、退職理由として言えなかった本音を聞く機会がある。

すると、パワハラを働いていた人間が、態度を改め(実際には、本質はなかなか変わらないが…)ても

不思議なことに、その下で苦しんで、それを批判していた者が、

そして、さらにその下にいた者が、同様に明らかに血は薄くなっているものの、

DNAかのようにその原因になってしまっていることがよくある。


古い人間で、ある程度の成功体験を持つ者は、特に気をつけなくてはならない。

こういう人は特にアップデートがなかなかできないようだ。


ある程度“できる”人間の洗脳により、その程度までは、成果が上がるからだろうが、、

おそらく、そのチームは、それ以上には発展しない。


こういうフローは早く、断ち切らないといつまでも、そのDNAが息づいてしまうのだ。


私?? 自分にも人にも甘い体質なので…、、、

そのフローをなかなか断ち切れない…まま、、来年、還暦を迎えそうです。。。(宮本)



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