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プロ野球「ゆく人くる人」

戦力外通告.jpg さて、プロ野球も自主トレが始まり、あと20日ばかりでキャンプインになる。
今年もドラフトで獲得した戦力や外国人選手はどうかというのもあるが、全部やると膨大な情報になるので「ゆく人くる人」と題し、球団間での選手の異動に焦点をあて、まとめてみた。

まずは、現時点で私が把握しているトレード、FAでの獲得、それによる人的補償、戦力外選手の獲得(育成枠契約も含む)などの異動状況である。


【巨人】
井端弘和(内野手)←中日、大竹寛(投手)←広島、片岡治大(内野手)←埼玉西武
【東京ヤクルト】
真田裕貴(投手)←CPBL・兄弟
【横浜DeNA】
柳田殖生(内野手)←中日、加藤政義(内野手)←北海道日本ハム、久保康友(投手)←阪神、A.バルディリス(内野手)←オリックス、高橋尚成(投手)←3A・コロラドスプリングス
【中日】
工藤隆人(外野手)←千葉ロッテ、小笠原道大(内野手)←巨人
【阪神】
吉見祐治(投手)←千葉ロッテ、鶴岡一成(捕手)←横浜DeNA
【広島東洋】
一岡竜司(投手)←巨人

【北海道日本ハム】
佐藤祥万(投手)←横浜DeNA、市川友也(捕手)←巨人、藤岡好明(投手)←福岡ソフトバンク
【東北楽天】
有馬翔(投手:育成)←福岡ソフトバンク、後藤光尊(内野手)←オリックス、B.ファルケンボーグ←福岡ソフトバンク
【埼玉西武】
森本稀哲(外野手)←横浜DeNA、脇谷亮太(内野手)←巨人、中郷大樹(投手 ←千葉ロッテ
【千葉ロッテ】
岸敬祐(投手:育成 ←巨人、涌井秀章(投手)←埼玉西武
【オリックス】
丸毛謙一(外野手)←巨人、榊原諒(投手:育成)←北海道日本ハム、山崎勝己(捕手)←福岡ソフトバンク、谷佳知(外野手)←巨人、鉄平(外野手)←東北楽天
【福岡ソフトバンク】
中田賢一(投手)←中日、鶴岡慎也(捕手)←北海道日本ハム、勧野甲輝(内野手:育成)←東北楽天、細山田武史(捕手:育成)←横浜DeNA、松富倫 (内野手:育成)←巨人、J.スタンリッジ(投手)←阪神、D.サファテ(投手)←埼玉西武、B.ウルフ(投手)←北海道日本ハム、李大浩(内野手)←オリックス

 まず、注目すべきはソフトバンク、FAでの獲得だけでなく、外国人選手4名の獲得は、何とすべて国内他球団から調達。まぁ大ハズレはない。。
大型補強と言うより、そこそこのをいっぱい獲った感がある。
マー君、マギーの抜けた楽天、片岡、涌井が抜けた西武に替わり、Aクラス復帰なるか?
楽天、西武ともMLBからの補強はしているが…。
オリックスは何だか、どれだけ選手揃えても強くなるイメージがないし、すぐ出ていくなぁ。。

 で、セ・リーグは、もう巨人は一時期の4番バッターばかり獲って、飼い殺ししてた時代と違い、ありとあらゆる戦力を揃えている。「これでもか!」という補強である。
わが阪神は、実質鍵を握るのは、ここで取り上げた選手ではなく、4番候補のゴメス、抑えの呉昇桓であるが、先発再転向で期待していた久保のFA流出、スタンリッジを自由契約にしたのが痛く、先発に若手が複数ブレイクして来ないと対抗するのは難しい。

ある意味注目なのは、中日、落合GM。
減額制限(年俸1億円以上は40%、以下は25%)を超える提示により、(じゃあ、減額制限って何なんだという話だが…。)年俸分8億円、出来高額を加えれば実に10億円以上のコストカットが達成された。
経営状態が悪化している球団にとって大きな成果なのだが…。
井端はキレて自由契約になり、結局、巨人へ。
そこで小笠原を獲得しているのがよくわからんが、選手へのこの待遇が吉と出るか凶と出るか?
しかも獲得した外国人選手4名は、メキシカンL、アメリカ独立Lの選手ばかり。これで優勝しないまでも、Aクラスに絡んで来たら、落合GMの手腕恐るべしというところだ。

 意外に良い補強をしているのはDeNA。打線は元々良いだけに、さらに手強くなった。
広島は、補強しない球団だが、昨年後半の勢いにドラフト新人1,2位投手が即戦力になると、怖い存在だ。
ヤクルトは…、続投となる小川監督、ちょっとお気の毒な補強状況だ。

戦力外を通告された選手が、他球団に拾ってもらう場合、特にパ・リーグでは“育成枠”という場合も多くなった。我々、一般社会人にとっての“正社員前提の契約社員”というところか…。

阪神ファンの私だが、今の自分の状況として、そういう選手にも肩入れしてしまう。
ともかく「ゆく人くる人」、「捨てる神あれば、拾う神あり」頑張って欲しい!! (宮本):

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