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私のヴォーカル列伝 ~Vol.9 桑名正博

「人生山あり谷あり」という。
私の場合はいろんな面で人様より低空飛行で、そんなに上まで昇り、見晴らしのいい景色を見た覚えはない。
ここ数年もそうだが、全般を通じて、谷や崖で耐え忍ばねばならない時期の方が断然長い。
それでも、こんな不甲斐なく、人見知りで人づき合いもよろしくない私がなんとかやって来られているのは、我慢強い周囲の人たちに恵まれてきたからだと思う。。。

この人の場合、財閥の息子として生まれ、若くしてスターダムにのし上がり、いろいろ不祥事も起こし、大きな浮き沈みの中で、今まで取り巻いていた人間が離れたり、くっついてきたりも経験して来たのだろう。

1988年、私にとってはかなり“底”の年であり、この人にとっては音楽で再起をかけた年だったのではないかと思う。だからこそ強いシンパシーを感じたのかもしれない。
往年のヒット曲も結構、好きですが、この年に創られた「KUWANA」と「IT'S ONLY LOVE」という2枚のロック色の強いアルバムが私のフェイバリット。

その「KUWANA」というアルバムの中から、私が今でも大好きで、人生を感じた曲「10years after」をご紹介!


パっと「上手い」と思ってしまうし、何だか表現しづらいけど、色気のあるヴォーカルというのは、こういうことなんだろうなと思う。

桑名正博というと、実は障がいのある子供や海外の戦地の子供たちへの支援などにも長きに渡り取り組まれており、
その関係で私も、1997年箕面市で行われたチャリティコンサートを見に行った。
「10years after」など、“1988年組”の曲も多く、大満足だったが、桑名さん自体、この曲に対し「今に見ていろ!」的な思い入れがあることを語っていた。
このコンサートのギターリストは、KUWATAバンドにも在籍していた河内淳一もコーラスワークも含め光っていたけど、もうひとり、めちゃくちゃ“かっこよかった”のが、ヴァイオリンのHONZIこと本地陽子。

残念ながら、本地陽子は2007年、桑名正博も2012年に帰らぬ人となってしまった。。。

もう1曲は、もっと古い曲だけど、レコーディング同様、妹の桑名晴子がコーラスでの演奏で、「夜の海」です。


私はというと、この3連休。ちょこちょこ処理しないといけないことがあり、休みなく出勤予定。
昨日は、会社にいる間に父が意識不明になり、救急車騒ぎに。どうなることかと思ったが、…無事、復活。
今日は午後から出勤なのだが、朝からトラブルでゴタゴタ。出勤までのスキということで、連続の“列伝”ネタで、失礼します!!

では、行ってきます!! (宮本)

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