昨日土曜日、久々の休みで娘の通院に付き添ったあと買い物していると、森山直太朗が歌う「若者たち」が流れていた。
昔々感じていた「だのになぜ~」という歌詞が「なのになぜ~」の方が自然で歌いやすい気がする違和感が蘇った。。
この7月に社会復帰を果たして、まだ2ヶ月半、他力の上にまだフラフラ状態。
転職活動に苦戦する中高年を応援したい気持ちはあるものの、成功例を話すことはできない。
しかし、「敵を知り、己れを知れば百戦危うからず」。。と言う。。
前職では“採用担当”としても活動していたわけで、その立場から、「これはNG」と言う話をしてみたい。
…と、言うのが、採用担当といっても、その権限の範囲は会社により異なっている。
私の場合は、「合格」を出す権限はなく、紹介会社、ハローワーク、転職サイトへの依頼、そこから送られてきた“書類”を読み、7割がたは、私の判断でお断りしてしまう。そして残りの3割を社長または配属先の長に提出する。
ここでも9割以上は「×」になる。要するに面接に進むのは、せいぜい100人中3人いるかどうか…。
う~ん、これでは、「どうしたら通るのか」というテーマの参考にならない。
…なので、少なくとも、「これは嫌-書類選考編-」というのを書き、こうやれば“落ちる”を考えたい。
以下はすべて実際にあった話だ。
■個人情報が気になるのか、名前、住所、元の勤務先名も年齢も伏せられ、何をしてる人なのかほとんどわからない。
→ 「どうしろ」と?
■ほとんど経歴が記載されておらず「私の良さは会えばわかります!」と書かれている。
→ 昔気質だなぁ。まぁ書類選考なわけで…。そういえば、私も13年前は、応募した3社とも面接はしてくれたが…。今回はほとんど面接に進めなかった。時代は変わったのだ。。
■書類を送付してしばらくすると「届いてますか?」とか「どうなってますか?」などと電話をしてくる。
→ 私は電話で話すのが嫌いだが、最初の頃は、会社側としても採否の連絡を“電話”でやり取りするのが“礼儀”と思っていた。しかし、求職側のネットなどの意見では、仕事中や電話に出られない状況もあるし、まして「お断りの電話などされたくない」という意見が多いことを知り、余程、急ぎでない限り電話連絡しないことにした。
逆に、採用担当としては、他の業務を抱えている人も多く、急に電話されても、応募者全員の詳細を丸暗記しているわけではない。なので、これ結構迷惑であり、少なくともプラスに反映することはない。
ちなみに面接へ進める人は他社に取られたくないので、ほぼ1~2日で返事をする。それ以外の人はサーと目を通し、後日、もう1度よく読んでNG決定ということが多い。よって、応募して3日経っても音沙汰がなければ、アテにしない方がいい。
■ハローワーク系からの応募で「履歴書、職務経歴書を郵送してください」と伝えたのにアポなし突然持参。
→ 熱意を示そうという意図かもしれないが、ちょっと怖い。言われた通りにするのが吉。
■「近くまで来ているので面接してもらえませんか?」といきなり電話してくる。
→ こっちもそんなに暇ではないし、そんな権限もない。怒りさえ込み上げてくる。
非常識な奴とは思っても、行動力のある人とは決して思わない。
■お断りしたら、「どこが悪かったのですか?」と電話してくる。
→ 答えられないこともあるので困る。思わず「あなたのそういうところです。」と言いそうになるのをグッとこらえて、真摯に対応するが…、本当のことは言えない。まして「そこまで言うなら、面接しましよう。」とは絶対ならない。
■書類の中に、ゲームセンターにあるような性格診断のコピーを入れている。
→ 会社でやる適性検査も似たようなものかも知れないが…、診断結果に依らず「変な人」というマイナスな印象しか与えない。
ところで、「やる気重視」とか、「志望動機を重視する」という募集要項をよく見る。
しかし、私が採用担当の時は「どうでもいい」と思っていた部分だ。
じゃあその「やる気」がなくなったら「どうするの?」と思うし、数日ちょっと企業や業界のことを調べて、もっともらしい志望動機書いても…。
長く働くのだ。。 やる気などなくても“やる”のが、“プロ”のサラリーマンでは?? と思ったりもするからだが…、
やはり時代の流れ。。それこそ、“若者たち”からすれば、「だのになぜ?」という違和感を感じるのかもしれない。
「だのになぜ?」…、まぁ中高年の答えはわかりきってる気もしますが…。
あっそろそろ仕事に行かねば…。(宮本)
昔々感じていた「だのになぜ~」という歌詞が「なのになぜ~」の方が自然で歌いやすい気がする違和感が蘇った。。
この7月に社会復帰を果たして、まだ2ヶ月半、他力の上にまだフラフラ状態。
転職活動に苦戦する中高年を応援したい気持ちはあるものの、成功例を話すことはできない。
しかし、「敵を知り、己れを知れば百戦危うからず」。。と言う。。
前職では“採用担当”としても活動していたわけで、その立場から、「これはNG」と言う話をしてみたい。
…と、言うのが、採用担当といっても、その権限の範囲は会社により異なっている。
私の場合は、「合格」を出す権限はなく、紹介会社、ハローワーク、転職サイトへの依頼、そこから送られてきた“書類”を読み、7割がたは、私の判断でお断りしてしまう。そして残りの3割を社長または配属先の長に提出する。
ここでも9割以上は「×」になる。要するに面接に進むのは、せいぜい100人中3人いるかどうか…。
う~ん、これでは、「どうしたら通るのか」というテーマの参考にならない。
…なので、少なくとも、「これは嫌-書類選考編-」というのを書き、こうやれば“落ちる”を考えたい。
以下はすべて実際にあった話だ。
■個人情報が気になるのか、名前、住所、元の勤務先名も年齢も伏せられ、何をしてる人なのかほとんどわからない。
→ 「どうしろ」と?
■ほとんど経歴が記載されておらず「私の良さは会えばわかります!」と書かれている。
→ 昔気質だなぁ。まぁ書類選考なわけで…。そういえば、私も13年前は、応募した3社とも面接はしてくれたが…。今回はほとんど面接に進めなかった。時代は変わったのだ。。
■書類を送付してしばらくすると「届いてますか?」とか「どうなってますか?」などと電話をしてくる。
→ 私は電話で話すのが嫌いだが、最初の頃は、会社側としても採否の連絡を“電話”でやり取りするのが“礼儀”と思っていた。しかし、求職側のネットなどの意見では、仕事中や電話に出られない状況もあるし、まして「お断りの電話などされたくない」という意見が多いことを知り、余程、急ぎでない限り電話連絡しないことにした。
逆に、採用担当としては、他の業務を抱えている人も多く、急に電話されても、応募者全員の詳細を丸暗記しているわけではない。なので、これ結構迷惑であり、少なくともプラスに反映することはない。
ちなみに面接へ進める人は他社に取られたくないので、ほぼ1~2日で返事をする。それ以外の人はサーと目を通し、後日、もう1度よく読んでNG決定ということが多い。よって、応募して3日経っても音沙汰がなければ、アテにしない方がいい。
■ハローワーク系からの応募で「履歴書、職務経歴書を郵送してください」と伝えたのにアポなし突然持参。
→ 熱意を示そうという意図かもしれないが、ちょっと怖い。言われた通りにするのが吉。
■「近くまで来ているので面接してもらえませんか?」といきなり電話してくる。
→ こっちもそんなに暇ではないし、そんな権限もない。怒りさえ込み上げてくる。
非常識な奴とは思っても、行動力のある人とは決して思わない。
■お断りしたら、「どこが悪かったのですか?」と電話してくる。
→ 答えられないこともあるので困る。思わず「あなたのそういうところです。」と言いそうになるのをグッとこらえて、真摯に対応するが…、本当のことは言えない。まして「そこまで言うなら、面接しましよう。」とは絶対ならない。
■書類の中に、ゲームセンターにあるような性格診断のコピーを入れている。
→ 会社でやる適性検査も似たようなものかも知れないが…、診断結果に依らず「変な人」というマイナスな印象しか与えない。
ところで、「やる気重視」とか、「志望動機を重視する」という募集要項をよく見る。
しかし、私が採用担当の時は「どうでもいい」と思っていた部分だ。
じゃあその「やる気」がなくなったら「どうするの?」と思うし、数日ちょっと企業や業界のことを調べて、もっともらしい志望動機書いても…。
長く働くのだ。。 やる気などなくても“やる”のが、“プロ”のサラリーマンでは?? と思ったりもするからだが…、
やはり時代の流れ。。それこそ、“若者たち”からすれば、「だのになぜ?」という違和感を感じるのかもしれない。
「だのになぜ?」…、まぁ中高年の答えはわかりきってる気もしますが…。
あっそろそろ仕事に行かねば…。(宮本)
| 12:49
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