まだ表題のようなことがあるとは知らなかった(時代遅れorド素人 あるいは両方)5年ほど前、、
数バンドが出ているライブを観に行った。アマチュアではないが、メジャーかというと?という感じだが、
当然、ファンも多くついているし、実力は、まぁプロだ。
比較的爆音のライブだった。
あるバンドが、ドラムとヴォーカル&ベーシストの2人バンド。
2人なのに、音が分厚くて凄いなと思っていたら、、「あれ? ギターの音がする??」
何なら、キーボードの音もする。。。そうか打ち込みを使ってるのか?
そうか、、そういうやり方もあるのか…。
それまでは、なんかそういう事は、邪道というか、ちょっと狡いことかなという印象を持っていた。
「口パク」というのと同じようなものかと…。
これも、よく考えたら、カラオケで歌うようなステージなら、うまく口を合わせたらいいようなシンプルな話だ。
しかし、これをバンドでやるとなると、あらかじめ録音したヴォーカルに合わせて、メンバーが演奏しなければならない。
…ってこれ、難しくない??
そういえば、昔、私よりはるか年配のアマチュアバンドさんが、レコーディングをした音源があり、スタジオ練習やライブでメンバーが揃わない時は、そのパートのみを出力し、参加しているメンバーはそれに合わせて演奏すると。なるほど、これも同じようなものか…。
この場合、欠けたピースを補って、±0にするという認識なのだが…。
結構、最近のLIVEでは、元ある音以上に足しこんでいるようだ。
キーボードのいないバンドで、その音が鳴っていたり、、誰もコーラスとってないのに、キッチリコーラスあったり。いろいろ足しこんで、分厚い音になっていたりするようだ。
そうなると、フルメンバーいないバンドでも、サポートメンバーなしでも、、LIVEができるわけだが…。
私としては、まず、ちょっと割り切れない。。なんか生身の人数分の音で勝負したいなと…古いか。。
わがトリックハウスも、吉井さんが、入る前は、ドラム不在の練習が多く、打ち込みを鳴らしながら、練習していたこともあるが、そういうのとは、少し違う。。
ただ、プロとしては、観客により良い音を届けたほうが、双方がWinなのも、そりゃそうだ。。
でも、その同期を使ったLIVEとは、どういう仕組みなのか??
ザクっとしたところでは、冒頭の画像のような感じだ。
ステージ上のモニターから返る音は、バランスこそ違えど、お客さんに聞こえている内容と同じだと思うが、
メンバーが出してる以外の音と合わせた演奏をしようと思えば、それだけでは難しい。
要するにはクリックのようなものが必要で、それは、お客には聞こえてはいけないものだから、
当然、ステージ上のモニターには出てはいけないものなので、少なくともドラム担当、あるいはすべてのメンバーがイヤホンとかヘッドホンのみにその音が来るようにして、それを聞いて演奏しているようだ。
私はDAWは持っているが、オーディオインターフェースは、宅録に必要な最低限度の入力2か所、出力1か所(?)しかないので、
これをやろうと思うと、もっと立派なオーディオインターフェイスが必要だ。
こういうLIVEはしようとは思わないが、同じ機材があれば、自分たちでレコーディングも可能だ。
そしてレコーディングしてしまえば、練習で、誰かが欠けても、全員いる体の練習が可能になる。
まぁ…、やっぱり全員揃わないと、、、面白くないけどな。。
最近、私がハマっているLIVE動画第二弾がコレ
私はTMの時より、こっちの方の曲や演奏のほうが好きだ。まぁもう10年も前のモノですが…。
これ2時間くらいあるが、、中だるみがない、、凄いLIVEだ。
西川さん、、凄いなぁ。。煽るのもすごいが、最後の最後でようやく、声に変化が出るまでは、、
あのパワー、テンションで、歌える。。それにしても今更ですが、いい曲が多い。
特に開始から1時間12分からの「JAP」「INNOCENT SORROW」の2曲連続は圧巻だ!!
少しでも見習いたいものです。 (宮本)