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倒れるという症状 ~前編~

倒れる人高校野球が無事に始まろうとする中で、京都国際大付がコロナ感染で辞退。。

優勝候補の一角でもあった、、だからというわけでもないが、残念だし、選手の気持ちを思うと、言葉もない。まったくコロナは憎いな…。

急遽、代わりに出場した近江が昨日、凄い試合で勝利した。

それが、せめてもの救いか…。


1日、遡った開会式。

参加チームは、当日、試合のある6チームだけ、その割におじさんの挨拶は「相変わらずやな」と思っていたら、

末松文部科学大臣の話は、「珍しくいいな」と思った、その次の瞬間異変が…。

倉敷工業の選手が、倒れて担架で運ばれる事態に。。。

その後、無事回復し、練習にも参加し、無事ベンチに入れたらしいので、よかった。


こういうのに接すると、ふと思い出すのは、中学2年生の時の朝礼。

私は当時、学級委員長で一番前に立っていたが、吐き気と血の引いていく感じがして、

両手を両ひざについて頭を下げる姿勢になった。

気づいた担任の女性教師が、寄って来ると、「前へ行って座っていないさい」と言ってくれた。

前へ行こうとしたあとの記憶がない。気づいたら、数人の先生に支えられ、前に座っていた。

少し、ぼぉっとしていたが、その直後の体育の授業も普通に参加できた。


これは、脳の血流が一時的に減少することによって生じる可逆性の脳機能低下状態ということ。

この原因には、大きく自律神経性心臓性の2種類があり、

自律神経性のものにはさらに交感神経機能不全による血圧調節機構の乱れから生じる場合

迷走神経の過剰興奮に由来する場合があるらしい。

迷走神経云々は、長い間立ち続けていたり、疼痛刺激、恐怖などの強いストレスに伴って失神が生じるという。

朝礼で倒れるのは、それかな。。


私は、この迷走神経とやらで、一時期、採血のたびに、顔面蒼白になる眩暈と頻脈に見舞われた。

これは、恥ずかしながら事前に申し出て、寝て採血することで回避できていたが、

ある時、看護師さんの「次からは普通に採血して大丈夫よ」という一言を信じてみたところ、

次からは本当に大丈夫になり、もう20年以上、普通に採血してもどうもなくなった。


思い起こせば、大学の四回生の時に、バンドの最後の録音テープを作ろうと、

メンバーのうちの2人と私の部屋でミックスをしていた時、他の2人は寝てしまっていて、

寮の共同トイレへ行こうと、部屋のドアを出ようとしたところまでは記憶があるのだが…。

気づいたら、コンクリートの廊下の上で誰にも発見されることなく、うつ伏せに寝ていた。。

気分が悪くなったとかの記憶もない。

気づいた時は、「何でこんなところで寝てたのだろう」と思ったくらい。。

当時は、寝ぼけて寝てたのか、、、と思ったが、今、思えば、、この類だったかもしれない。


それから時を隔てて、前々職で勤務していた35歳の時。

土曜日の夜中、もう日付が変わろうとしていた時、会社には私以外にもうひとりいた。

そこまでは記憶がある。

「なんか痒いな」と思って、眼を覚ますと、少し会社のビルの窓から明るみが差してくるくらいの状況

私は自分のデスク近くの床で寝ていた。

いっしょにいたもう一人は、「いつ帰ったのか? その時、私はどういう状態だったのか?」

いまだに謎だ。。これは迷走神経というヤツなのか?? 単に眠くて寝てたのか??

そして不思議なことに、そのもうひとりが誰だったのか??? が記憶にない。


39歳の時に、自宅で気持ちが悪くなり、血を吐いた。コンビニの大きめのレジ袋いっぱいに吐いた。

土曜日も出勤して、日曜日の朝から原因不明の体調不良、、、「あぁ、これか…」

日曜日にこうなるとは、、、ジャパニーズサラリーマンやな。。


小学生の時に目の前で父が吐血したのを見たので、ワインレッドな色だったが、

「あっ血だ。。これは胃潰瘍か十二指腸潰瘍だな、、たぶん気のモンで眩暈を起こすかもしれないから、シッカリしないと!」と思い、

気丈に、病院に行く前にトイレに行かねばと、、、気を強くしてトイレに行ったが、

「やっぱり眩暈が来た」と思った瞬間、これこそ前後不覚というのか、

なんか上も下も右も左もよくわからなくなった。


気を失っている間、花が咲いている河原を歩き、幼少期に過ごした熊野川、、

そこに17年前に亡くなったハズの従弟が、渡し舟の上でこっちを見ている。

私が手を振り、近づこうとすると、厳しい表情で「こっちに来るな」と叫ぶ。

「どうしてそんなに突き放したように来るなと言うのかな?」と思ったが、何度もそう叫ぶ。

ふと、気づくと、家内が私を抱えつつ、叫んでいたのだった。。

医師によると、結構、危ない状態だったらしい。不思議な体験だった。


これは、前述までの迷走神経とやらとは、別の事態だったわけだが…。

話が相変わらず、長くなったので、その後、私はどうなったのか???

続きは次回へ!!!(宮本)


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