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よみがえる伝説

2024年11月24日

高校野球今昔我々TRICKHOUSEのメンバーはやはりおっさんなので、12月は忙しく、、

先日11月22日(金)の“いい夫婦の日”に、そんな事はお構いないしに2024年のスタジオ練習を打ち上げた。


2024年は目標としている年2回のLIVE、うち1回を初のブッキングでの出演も実現し、「まぁまぁ頑張ったよね」という年になったが、

なんと2025年は今の段階で3本のLIVE出演が決まっている。。ありがたいことです!!


今、野球シーズンも大詰めになってきている。

プレミア12をご覧になっている方は多いと思いますが、私は高校野球の明治神宮大会にも注目している。(ここでも、結構、書いていますが…)


センバツ出場校を占う新チーム(3年生が引退したメンバー)による秋季県大会、地区大会が行われ、その地区大会の優勝校10校による全国大会がこの明治神宮大会である。

出場校の10校は、まず間違いなく、来春のセンバツ出場は確実ではあるが、、

この大会では、各地区のレベル感を測る意味ともうひとつ、明治神宮枠というものがあり、優勝校の地区にもう1枠が追加されるというご褒美もある!


よく考えれば、優勝したチームに何らかのアドバンテージが付与されるわけではないのは、まぁちょっと脇に置いておいて、、

東洋大姫路に優勝してもらえれば、近畿が6枠から7枠になり、、

既に選出が確実視されている近畿大会ベスト4の東洋大姫路、智弁和歌山、天理、市和歌山に加え、ベスト8の残り4校から2校が選択されるわけだが、、


準々決勝でコールド負けしちゃった立命館宇治を除く、滋賀学園(滋賀1位)、滋賀短大付(滋賀2位)、大阪学院大高(大阪3位)の争いになると思われる。

滋賀2校に対し、大阪では唯一チャンスがある大阪学院大高は、地域制では有利でなおかつ東洋大姫路に0-4で敗れたとはいえ、他校より善戦といえる。

しかし近畿大会初戦において滋賀2校が、大阪1位、2位に勝利していることでは、大阪3位というのは不利な材料でもある。

…ということで、これらの問題を一気に解決するのは、東洋大姫路が明治神宮大会で優勝することであったが、、、

東洋大姫路は、初戦東北代表の聖光学院を10-0と5回コールドで圧倒、準々決勝も二松学舎大付を6-1で降した。

だが、準決勝で、横浜にタイブレイクの末、1-3で敗れ、、この近畿の野望は成就することはなかったが、、、

いやぁ、、、素晴らしい試合でした。。

両校の投手力、守備力、、、横浜の選手層の厚さは毎年のことですが、東洋大姫路、、最近は低迷していたが、

岡田監督の手腕なんでしょうか?? 11回を一人で投げぬいたエースの阪下投手は、プロ注目の逸材だが、準々決勝で先発し、6回無失点の左腕末永投手も楽しみな投手、、また、弱いといわれた打線も力強くなってきていてセンバツそして夏と期待が高まる。


2戦目もタイブレイクとなり、それを制したのは広島商業。。

決勝は横浜VS広島商業、、月曜日なので観れないが、、これって1973年のセンバツ決勝の対戦と同じだ!!

この大会、私が高校野球にハマるキッカケになった大会であるが。。

この年、怪物江川(作新学院)が騒がれており、それを準決勝で待球作戦と機動力で攻略、140イニングぶりの失点をつけて決勝進出した広島商だが、

決勝で当時は新興勢力で初出場だった横浜高に延長戦の末、1-3敗れた。しかし、その夏は、広島商が優勝している。


ふと、それを思い出した。。広島商の捕手はあの達川さん。

横浜の永川投手は35歳で、広島商の佃投手も52歳で亡くなられている。。

なんか感慨深い、、、決勝だなぁ。。。

hakkenden-finale-explained-thumb少し前に、20数年ぶりに映画館に行き、「ラストマイル」を観た。。

とても面白く、火野正平さんが、いい味出しているなぁ、、と言ってたら、お亡くなりになられたようだ。。残念。。。


60歳で映画館料金が、1300円になることもあり、家内と定期的に映画を観に行くことにしたが、先日は「八犬伝」を観に行った。

八犬伝そのものの活劇とそれを描く滝沢馬琴らの創作する姿を描く実話が行ったり来たりするというのと2時間半もあるということから、やや躊躇もあったし、家内には面白くないかな? と思ったが、、、、

想像していたより面白かったし、、長くも感じなかった。。 最後は泣きました。。

恥ずかしいので、すぐトイレに行って顔を洗いましたが、、眼が見たことのない二重瞼になってました。。。

「八犬伝」の活劇そのものも、よかったですが、これだけなら物足りなかったかもしれないし、、

実話部分は、芸術論や人生論みたいなのも感じたし、、最後のテロップで実話感を持って来られて、ウルウルしました。。

しかし、この実話部分だけなら、テレビでじっくり観てもと思ってしまったと思うので、この活劇と実話は本当にいいバランスで組み込まれていたと思います。


しかし、上映開始から1ヶ月も経っていないのにその映画館では、「八犬伝」は1日1回だけの上映。

そして観覧しているのは、私たちを含め、10名足らず、、、映画界、、大丈夫なのかな???


そういえば、1983年の「里見八犬伝」も私は映画館に観に行っている。

そこで、私の記憶の違いに気づくことになった。。

私はそれを高校1年生の時にクラスの友人と観に行ったと思っていたのだが、1983年の12月封切りとある。

私19歳、、、高校時代の友人と大学1年生の時に観に行ったの間違いだった。。


記憶はよみがえるが、それは時として間違っている。。(宮本)



新宿野戦病院首から背中にかけて寝違えたような痛みが、、、そんな中でも、作曲活動と個人練習は欠かさず、、

しがない契約社員となっても、、休日もコッソリ仕事を進める健気な私。。。


2024年もあと1ヶ月半ほどになりましたが、まだ詳細は不明なものの…

下記、3つのLIVEが決まっている。。まだ増えるかもしれません。。。


●2/9(日)に谷六LIVE&BAR「PageOne」にて2回目のブッキングライブ

18時開場、18時開演 /3バンド出演予定 出演順は未定

https://tani6page-one.sub.jp/event/live-eventrock-11/?instance_id=2417


●3/22(土)阿波座BIGJACK

つながりのあるバンドさんからのLIVEイベントのお誘いにて。詳細未定


●9/28(日)TRICKHOUSE主催 結成20周年記念LIVE 

3,4バンドでできればと考えています。詳細未定


結成して9年間は1度もLIVEをできず。

私的には、ある程度の曲数とレベル感になるまでは…と考えているうちにという感じだった。

おっさんバンドにありがちな飲むためにLIVEやって、LIVEのために練習して、何もなければ練習しない。。

…というのなら、やりたくなかった。。。

練習して、新しい曲を増やし、前進しながら、その過程にLIVEがあるという形へのこだわりがあった。

その軌道になかなか乗らず、、一時期はあきらめかけた時もあったが…。


三代目ドラマー吉井さんの加入で、ようやくその波に乗れたと思ったら、、

コロナ禍、、2年間の活動自粛、、しかし、復活したら、、いい波が来た!!

そしてまさしく、TRICKHOUSEは、理想の状態になったと思う。。


これも、メンバーはもちろん、LIVEにお誘いいただいた方たちのお陰だ!!

人のつながりは大事だなぁ…と思う今日このごろだ。


体力的には、ややキツいが…、、これも嬉しい悲鳴ではある。


まだ喉の調子は完治してはいないが、歌の調子はよくなって来た。

怪我の功名なのか、、声を出す時に力が入る部分が、喉から胸側に少しポイントが変わった気がする。

バテにくくなるのと、高音(私にとっての)が楽な感じがする。

ただし、まだ音程のコントロールが慣れていない感じがする。。


バンド活動もあきらめずに、、あきらめられずに20年。。

歌は上手くならないし、、少しでも高い声をちゃんと出そうとして練習しても、

それよりも年齢的衰えのほうが上回っていく、、でも、あきらめられずにもがいている。。


久々に作曲コンペに取り組んだ。

まだまだ“勝つ”ためではなく、ファインティングポーズを示すために近いかもしれない。

出来栄えは、自分でもいい曲と思えないから、、戦えてないが…。


さて、年末にまた今年観たドラマの話をここで書こうと思いますが、、、

今回、少々変わったことが…、、どれだけ忙しくとも、野球観戦があろうとも、、、

私は観始めたドラマを途中で、観るのをあきらめることはほとんどない。。


今年は、観るのいいかな? と躊躇していた大河ドラマ「光る君へ」も結構、面白く観ている。

例年と比べると、私の中では、全体的にはレベルが低かった今年だが、、


7月期のドラマで2つも観るのをやめてしまった。

キャラクター設定がややテンプレ的とは思ったが、「マウンテンドクター」はなんとか最後まで観た。

「ギークス・警察署の変人たち」は、2回観たけど、、なんか続けてみるモチベーションが湧かず、やめてしまった。


「新宿野戦病院」

脚本:宮藤官九郎

出演陣:小池栄子、仲野大賀、岡部たかし、塚地武雅、濱田岳、高畑淳子、余貴美子、生瀬勝久、柄本明、橋本愛、平岩紙…

これで面白くないわけがない!!


期待が大きすぎたのか…、私の感覚と合わなかったのか、、むしろイラついて、これも2回観てあきらめた。

ただ、ドラマ好きのママ友の話だと、、結果として、面白かったらしい、、残念なことをしたかもしれない。


先日の大腸カメラの結果、大腸がんもポリープもなかったが、大腸憩室があるというのと、、が発見されたが…。

今すぐ、どうこうはないということではあったが…。

下腹の鈍痛や腹の張りはこのせいかもしれない。。


もう60歳、、、そんなに時間がたっぷり残されているわけではない。。

プライベートも仕事も、、、何でも手を出している余裕はない。。

自分にとって大切なこと、好きなこと、、やりたい事を取捨選択して集中していきたい!! やりたくない事や嫌なことを我慢して、自らの肥やしと考える時は終わったと思う。


時としてあきらめることも大事かもしれないなぁ。。。 (宮本)



明治神宮大会_2024先日、2/9(日)谷六LIVE&BAR「PageOne」へのブッキングライブが決まったというのと、9月結成20周年自主LIVEを246十三で開催するというのもここに書きました。

前者は、現在、3バンドがクレジットされていますが、まだ出演順や、時間が未定。

後者は、これからいっしょに出てくれるバンドを見つけないといけないがまだ先過ぎて何も決まっていない。

…とはいえ、この段階で来年のLIVEが2つも決まっているというTRICKHOUSE初の事態。

そこへ、なんと以前、いっしょに参加させていただいた方から、3月にイベント参加のお誘いがあり、、なんと、早くも来年3つのLIVEが決まるという異常事態が発生した!!


いやぁ、、還暦にして幸せなことです。。感謝しかありません!!

情報が確定次第、告知していきますね!!


さて、自宅の車庫の屋根が蜘蛛の巣だらけなのが、ずっと気になっていて、

ホース水をかけつつ、清掃しようとずっと思っていたが、暑さが和らげばやろうと思っていたら、一気に寒くなったので、やっぱり二の足を踏んでいたら、今日は暖かくなったので、なんかやる気になって、トライした。。

少しは綺麗になったが、ブラシの届かないところだとか、ずっと上向いてやっていると、首が疲れ、情けないことに両腕の握力が切れたので、、そこそこであきらめた。


次は、脚立でも使ってと思うが、体中、水浸しになったので、当面、無理かな。。

もっと体を鍛えないといけないなぁ。。。


それはそうと、明治神宮大会の組み合わせが決まった!

日本シリーズも終わったが、プレミア12もあるし、明治神宮大会の高校野球も楽しみだ!!

画像の組み合わせだが、、各地で波乱があったものの、この10校中6校は、甲子園で優勝経験がある学校2校が準優勝の経験がある学校とのことで、高校野球ファンとしては、ワクワクする顔ぶれだ!

わが兵庫の東洋大姫路にはぜひ優勝して、近畿にもう1枠持って来てほしいが、、

ここで4つ勝つのは、、なかなか過酷だな。。

必ずしも、ここでの優劣が、センバツに直結するとは言えないが、各地区のレベル感を探る機会にはなる。

TV観戦できるのは、わずかではあるが、これも楽しみです。。


さて、私は、10月上旬から、喉の調子を悪くし、少しマシになったが、まだシャガレ声だし、なんかの拍子に咳が続く、、これが電車の中で始まると、、おそらく周囲の人は凄く不快だろうなと思うとつらい。

それでも個人練習は、従来並みに頑張っていて、調子もよくなって来た。


個人練習は、バンドのカラオケ音源とマイクを使った声をミキサーでミックスしたものを大音量のヘッドホンで聞きつつ行っている。(そりゃ、耳悪くなるわ…)

ところが、曲を創る時やマイクを通さず生で歌う時は、かすれ声になって全然声が出なくなっている。

これは以前から、そんな感じになっていたが、それがここのところ尚更ひどくなり、しゃべり声も少し変。。。

しかし、マイクを使う個人練習では、声を出す場所が違うのか、、

別に普通に出せる。。スタジオ練習となると、それはそれでまた違う感覚。

それは以前から、少し感じることがあったが、現状、しゃべり声の調子が悪いだけに、余計に不思議に感じる。

少しだけだが、喉の調子が悪いからこそ、負担をかけない歌い方に自然になっているのなら、、、それをこのまま会得できれば、、いいのになぁ。。。


実は、、明日は月曜日なのだが、いつもの血液検査に加え、先日の大腸カメラの検査結果を聞く日。。ちょっと緊張気味の私であった、、、 (宮本)


東洋大姫路まだ、喉の調子が悪いものの、サボってると、それはそれで、ますますダメになるので個人練習は、いつも通りのボリュームで復活させた。

土曜日は、歌っている途中で何度も咳き込んだが、日曜、今日と徐々にはマシになってきた。

このHPでも、ちょこちょこと掲載しているが、LIVE&BAR「PageOne」さんに2度目のブッキング出演が決定!

2月9日(日)、出演順などは決まっていないが、3バンド出演予定。。

初のブッキングで集客できなかったので、もうお呼びがかからないかと思ったが、、、

さらに、9月28日(日)には、結成20周年LIVEとして、3度目の主催イベントを246十三で開催を予定!!

我々以外に2,3バンドに出演依頼して、開催したいなと思いますが、前回、どこも出てくれずに苦労したので、さて、どうなりますやら???


ともかく、既に年2回が決定しているので、どっかにもう1回くらい入れられたら、かなり充実した1年になりそうです!!


それはそうと、ふと気づいたら、作曲コンペを半年もサボっていた。

再雇用で契約社員になったのに、、プライベートもなんやかんやと忙しく、逆にこっちはおろそかに…。

ようやくあるコンペに参加する気になったが、出てきた歌メロアイデアがなんかピンと来ず、結局、なんと17歳の時に創った曲をアレンジしてみたが…。

古い曲には固執せず、新たにどんどん作るべきなのか、何でもフル活用するべきか、、

私の中でも葛藤している、、、なんせ43年前に創った曲なのだ。。。

どこかで、、勝ちにいくのではなく、とりあえず試合継続のためのファイティングポーズでしかない、、ことは私自身も感じている。。。


しかも、なぜか、突然、ある限定のファイルに急にまとわりつく、謎のメモリ不足がまたまた発生。

V-Vocalによるボーカルピッチ調整(どうせやっても直ってないけど)ができないのはともかく、書き出しもできず、すぐにフリーズして落ちてしまう。

再起動したり、いろいろ試したり、数時間をムダにしたイライラの1日だった。。

なんかの拍子で、書き出せたが、もう2度と書き出せそうにないので、まったく調整できていない状態。

あぁこれで提出するしかないか…。


さて、今日は、センバツ出場を占う高校野球秋季大会で、各地で決勝戦が行われ、

各地区の優勝校が出揃う、明治神宮大会への出場10校が決定した!


下記、決勝戦の勝者が出場するのだが、、

飛ばないバットの影響で、各地で異変、波乱が起こっている中で、出場の10校…

横浜、早稲田実、東洋大姫路、広島商、、なんとも懐かしい顔ぶれだ。


●北海道 (センバツ出場枠1校)

東海大札幌 2-0 北海


●東北 (センバツ出場枠3校)

聖光学院 3-2 青森山田


●関東 (センバツ出場枠 関東・東京で6校)

横浜 4-3 健大高崎


●東京

二松学舎大付 6-5 早稲田実業  


●北信越 (センバツ出場枠2校)

敦賀気比 6-5 日本航空石川


●東海 (センバツ出場枠3校)

大垣日大 7-4 常葉大菊川


●近畿 (センバツ出場枠6校)

東洋大姫路 5-1 智弁和歌山


●中国 (センバツ出場枠2校)

広島商 6-3 米子松蔭


●四国 (センバツ出場枠2校)

明徳義塾 5-3 高松商


●九州 (センバツ出場枠4校)

沖縄尚学 6-2 エナジックスポーツ


ここに21世紀枠2校、明治神宮枠1校


北海道と東京を除けば、準優勝校も出場は決定的だ。

我々近畿大会では、大阪1位、2位の履正社、大阪桐蔭が初戦敗退という波乱が起き、

大阪3位の大阪学院も8強進出したものの、近畿枠6校に入れるかは微妙。。

…というのが、同じベスト8にこの大阪1位、2位を破った、滋賀短大付と滋賀学園がいるからだ。

地域制では、滋賀2校より優位になるが、大阪3位として、大阪1,2位に勝っている滋賀県勢を上回れるかが不利な要素といえるからだ。

ただ、この近畿大会だけをみると、大阪学院は0-4で東洋大姫路に敗れているが、

東洋大姫路は、この滋賀短大付を1-4で破った天理を、11-3というコルードで降している。

さらに滋賀学園を2-7破った智弁和歌山を決勝で、5-1で降したわけで、少々望みが出たかもしれない。


まぁ東洋大姫路が、明治神宮大会で優勝すれば、近畿に1枠プラスされるので、なんの問題もなくなるわけだ。

別に私は、大阪学院でも、滋賀2校出場でも、どっちでもいいわけだが…。


ところで、秋季大会も、夏の大会に続き、各地で左の軟投派投手が、強豪校を抑え込むパターンが続出している。

昔の木のバット時代の高校野球に戻るのとともに、古豪復活があったり、、、

九州地区の決勝が沖縄県どうしになり、遂に甲子園に登場してくるであろうエナジックスポーツのような新興勢力の登場もあったり、、、その辺も見どころかな? と思います。


センバツ出場校予想は、また、年内には行いたいなと思っております!! (宮本)


大腸カメラセット今回は、バンドの話でも、音楽の話でも、野球の話でもなく…。


今年10月に60歳にして、初めて大腸カメラ検査を受けました。

受ける前は、さまざま不安もありましたので、そういう人のために少し書き残しておこうと思います。


【病歴】

まず、私がどのような健康状態だったかというと、

社会人になってからは、まぁまぁブラックな企業で、“社内一タフ”とまで言われ、自分でもそれを信じていた。

38年の社会人生活で、病欠は5回のみ(最近のコロナ感染も含む)。

「5回もあるじゃん」と思う方もいらっしゃるかもしれないが、7年半に1回という計算になるとなかなかだ。


そのうちの1回(人生2回目の欠場)は39歳の時に突如大量に吐血し、救急車で運ばれ、入院するハメになった。

重度の十二指腸潰瘍だった。どうやら、私は潰瘍の痛みを感じないタイプのようで、

胃や十二指腸に潰瘍ができては、気づかないまま自然治癒していたようだ。

それが掘れて掘れて、血管まで穴が開き、突如大量吐血になった。

しばらくは、わずかの時間頭を起こしていると失神してしまうくらい、血が少なくなってしまった。

その時にピロリ菌の除菌をしたため、20年以上にわたり、再発していない。。たぶん…。

だが、しかし私の自分の体力への過信が崩れ去った。


その時に胃カメラで、十二指腸に空いた穴を「ホッチキスで止めるようなもの」という処置を受け、その後も経過観察で、入院中と通院後も何度か胃カメラは経験した。

あの吐き気は辛くて、嫌だったし、今でもできるものなら受けたくない。


40歳を超えてからは、高血圧、糖尿病と引っ掛かり、薬を飲んでいるが、特に自覚症状はない。

28歳までは、ほぼ夜勤、30歳~55歳は、平日は4時間程度の睡眠、徹夜したり、3週間休みなしとか、ザラにあり、

自宅でも人知れず仕事したりとか…、私自体を企業としたら、働いてくれる私の臓器やら様々な組織たちは、とんだブラック企業で働かされていることになる。。そりゃ、悲鳴もあげるか??

ようやく、そんな生活を改めた…という還暦60歳。


【経緯】

年に1度の会社の健康診断。数値は、まぁ上記の次第でよくないが、、

今年に限って、今まで引っ掛かったことのない潜血便で2回中1回が引っ掛かってしまった。

それで“がん”という可能性は、3とか5%程度のようなのだが、、

言われてみれば、なんか下腹にちょっと鈍痛があるような気がするし、、

最近、食後胃もたれするし、しつこいものを食べると気持ち悪くなることもあるような…

単に年のせいと思っていたが、こうなると気になるといえば気になる。


もう60歳なので、まずまずは生かしてもらったとは思うが、障がいのある娘を残して、まだ死ぬわけにもいかない。

通院している病院にこの結果をみせたところ、、案の定「大腸カメラ検査」を受けることになった。

あの胃カメラなんて比ではないくらい、辛いと聞いたことがある。。

正直、不安でしかない。。


経験者数名から、結果としてポリープ切除して、大腸がんの予防につながったという話を聞き、少し前向きな気持ちなる。

吐血をして、ピロリ菌を除菌したから、再発や胃がんを避けられたかもしれないことも思い出す。

それでも、LIVEの予定もあったので、1ヶ月先に予約を延ばした。。(どんだけビビってんねん。。)

その際に、前日用の食事と当日の朝に飲む下剤を渡される。(冒頭画像)


【検査前日】

いよいよ、前日になった。。

前日は、決められたモノ(レンジでチン)しか食べられないし、夜の20時には食べ終わらないといけないので、念のために、前日と当日は休みを取った。


まず朝食は、ちょっとだけ具の入った味のない“おかゆ”。ほとんど味がしない。

吐血して入院したときは、10日くらい絶飲絶食だったが、その後の初期の病院食を思い出した。

昼食は、何も入っていない“おかゆ”と大根とじゃがいもを煮たものにトロミをつけた少量のおかず。

既にひもじくなり、なんか体に力が入らない感じになる。この段階で検査前日も休みを取って正解だったと思った。

夕食もやはり“おかゆ”とデミグラスソース風のスープにハンバーグとかにんじんの切れ身が入ったもの。

そして、夜21時ころに、健康診断のバリウム検査後に渡されるような下剤を2錠飲んで、22時過ぎにはおとなしく就寝。

この段階でこの下剤が効く気配はない。


【当日朝】

朝イチ、就寝前の下剤が、それほど効いているとは思えないが、普段と同程度の“お通じ”はあった。

そして朝の9時から、これが一番キツいと経験者は言っていた…。

点滴の大きなビニール袋の中に入った粉を水で溶かして、約1時間程度で、少しずつ飲むというのがある。腸の一斉大掃除だ。

1.8Lを1時間でということだが、高齢者は2時間とある。60歳は、高齢者のカテゴリーに入るのか??

で、この味。。ん?? 「これポカリいや、どちらかというとアクエリアス」という味で、結構、飲みやすい。

言うほど、苦にならず、1時間10分くらいで、完飲。。

冷やしていたほうが、飲みやすいが、身体にとってどうかはわからない。。


ところが、30分~1時間で来るという“もよおし”がまだ来ない。

ようやく1時間15分経過くらいから、下痢をした時の「もう水だよ…」というようなのが出だす。だが、腹痛はない。

5回くらいは排便して、飲んだ分全部出たのでは…という感覚になるが、なかなか透明な状態にはならない。。

検査を受けられるのか心配になってくる。

ようやく、7回、8回目くらいで、透明状態になり、もう出ない感じになった。

ちょうどいい具合に、量ができてるもんだな。。

大腸カメラ検査

【検査本番】

今日は運転できないので、家内に車で送迎してもらう。

受付して、着てるものは全部脱いで、尻の部分に穴が開いた、ボクサーパンツみたいなの(もちろん病院貸与)を履き、

よくある検診用の検査着に着替え、待機。。程なく、検査室に呼ばれます。

看護師さんに体温、血圧を測られ、点滴をされます。

検査は女医さんだし、そこに看護師さん3名の、計4名の女性、、ちょっと多くない??

恥ずかしいが、、まぁ尻の穴だけが出る状態ではあるが。。。


で、横を向いて寝て、足を少し抱え込むような体勢になった。。

胃カメラの時は、少しボッとなる筋弛緩剤みたいなのを注射したこともあったが、検査中は意識がはっきりしていてあとから少し眠くなった程度、、

予約時に「眠くなるようにする」そのリスクについての同意書みたいなのにサインはしているが、今回は、どんな感じなんだろう。


「では、始めますね」と言われて、次に気がついたら「はい、終わりました。。」

なんか眠くなってきたとか、「あぁ寝てた」と眼が覚めたという感覚もなく。

「始めます」と言われてから、「終わりました」まで、タイムワープした感じ(タイムワープしたことないけど…)

寝てたというより、バッサリ時が切り取られた感じだ。身体に何の痛みも違和感もない。


その時は、何も思わなかったが…。

別室で、少しの間、寝ていないといけない時に、ふと「え?検査した??」という不思議な感覚に気がついた。

看護師さんに「僕、寝てました??」と聞いたくらい。。要するに、検査自体には、何の苦痛もなかった。

どうやら検査自体は、10分程度(?)のようだが、その間だけ、寝ていたようだ。

なんて、ピッタリ寝かされていたんだ。。。


で、そこで30分くらいは点滴を受けながら、横になっていたが、起きていて家内と話もしている。

なのに、その時の記憶があまりない。

立ち会ってくれた外来時も担当の看護師さんがあとからそこに来てくれた後に

「今の綺麗な人やろ…」と家内に言ったらしいが、覚えていない。。

自白剤でも入っているのか((((;゚Д゚))))


ポリープを切除することも、検体をとって検査に回すこともなかったようで、

検査費用は5000円強、、ポリープを切除したら19000円~26000円、検体検査の場合6000円がプラスされるらしいが、それもなかった。

結果を聞くのは、次の診察時のようだが、とりあえず何もなかったのかな??


検査中、恥ずかしいことはあったのかもしれないが、それは何もわからない。。。(宮本)