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WBC2013総括

20130318.jpg 今日は平日だったが、仕事は休みをもらって、娘の卒業式へ出席した。
養護学校なので、小学生の時から12年間。多くの方に支えられて来た事を改めて、痛感。。感謝の気持ちでいっぱいになった。

ところで、WBCは、準決勝でプエルトリコに敗れた。
どうやら、3連覇とならなかった事で批判の方が強いようで「戦犯は誰?」とかという論調が多い。

個人的には、プエルトリコ戦は仕事で見れず、祝日に決勝戦を見たかったので、残念ではあった。

しかし、戦前の予想では、国内外ともせいぜい2ラウンド止まりという意見が多かったように思うので、予想以上の善戦だったのではないかと思う。
特に台湾戦は、素晴らしい試合だったし、オランダ戦では力強さも見せてくれた。

 問題のシーンについては、1,2塁で、2塁ランナーは井端(37歳)、プエルトリコの捕手はカージナルスでゴールデングラブ賞5回の強肩で鳴らすモリーナ、打者の阿部は、左打者。真相はわからないが、「行けたらいけ!」というサインだったとしたら、普通に考えたら、2塁ランナーが3塁へ行くのは、「ムリ」と思う。。
…だとすると、1塁ランナーの「行けたらいけ!」の判断はものスゴク難しい。
要するにあの場合、重盗という選択肢は成功率の低い賭けだ。

 だが、これはこれ。成功していたとしても、重盗という選択肢を取らなかったにしても、果たして勝てたかどうかはわからない。
いろんな事の積み重ねが、勝敗になるのだが、“力負け”が正直な感想だ。

 不参加騒動とか、メジャー選手全員辞退とか、ケガ人続出、監督の人選もままならない中、2連覇のあとの監督を火中の栗を拾う感じで引き受けた山本監督も少々不憫である。

 ただ気になる事がいくつかある。
ひとつは、WBC使用球が普段使用しているボールとえらく違いがあり、それになじめない選手がいたとか、肩に不具合を生じたとかいう話だ。
 じゃあ、日本プロ野球において、本塁打を激減させたあの“統一球”っていったい何だったのかという事である。

 二つ目は、WBCって、メジャーリーグベースボール(MLB)機構とMLB選手会が主催する国際野球連盟(IBAF)公認の野球の世界一決定戦とある。
ならアメリカのエース級が、なぜボーグルソン(元阪神)なのか、「何だったら、メッセンジャー&スタンリッジ(現阪神)貸しましょうか?」 という話である。
日本もそうだけど、なぜ主催であるメジャーが、アメリカへベストの選手を供給しないのか?
 私は、日本が単に優勝する事を願うより、各国の本当のベストのチームとやって、日本がどこまでやれるのかを見てみたいと思う。。

 三つ目は、今年はまだマシだったが、今の第1ラウンド、第2ラウンド、決勝ラウンドと進んだ場合、8試合(最大9試合?)行なうが、そのうち多いと同じチームと4試合もやる事になる。
そもそも2ラウンドのダブルイリミネーション方式はいいけど、ここでの最後の決勝は、両者とも決勝進出決まってんだから、やらんでもいいでしょう。。
ここのトーナメントで2勝し、1敗もしてないチームを1位にし、2位は2勝1敗の敗者枠の勝者にすればいいだけの話だと思うのだが…。

次は4年後か。。。無事生きてるかな…?
とにかく、明日からセンバツがはじまる!!(宮本)

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