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声域の話、再び

DSC_0243それにしても、暑い。。部屋の中の室温が30℃を超えている。

ところで…
昔、ハイトーン全盛時代とかいわれていたが、近年ますます男性歌手のキーが高くなっている。
今は、何時代というのだろう?? もはや、低音ヴォーカルなどは、絶滅危惧種なのだ。。

現在では、歌い手の低めの人でも地声の最高音はGという。これは、一般男性の普通くらい。
これでも、私には無理だ。なので、カラオケなんて、大嫌いだ!!
そのせいで、オリジナル曲を作るモチベーションにはなったが…。

男性ヴォーカルの地声の最高音平均はA、高い人ならC#というから、、もうどうでもいい。。。

ちなみに私は、低い方は、“低め”の男性歌手が使用している声域の1オクターブ下まで出る。。
「ざまぁみろ!」と言いたいところだが、、Rock、POPを歌う分には、残念ながら、
ほぼ使わない、、、無駄に低いのだ。。
高い方となると、残念ながら、、大体E、一瞬ならF#といった具合。

…が、これも若いころの話。

長いブランクの間に、数曲歌うと、自分の低い最高音も出なくなってくる。。。
ただ歌い込めば、ここまでは出るようになるハズと思っていたのだが、、
(トリックハウスの曲は、このあたりまで来ているのもあるので、あながちそれも嘘ではないが…。)

最近、20歳前半で作った曲を、アレンジし直すこともあるが、
まずまず、当時のキーでは声が出ない。自分の声域を少々無理して歌っていた可能性もあるが、やはり、キーが落ちている。大体、1音下げて、、それでもダメで、もう半音下げる場合もある。
こうなると、、なんだか、元の曲のハリが無くなってしまうようにも思う。

…ツライ。。。

円広志氏が、あのヒット曲をキーを下げて歌わないといけないなら、「歌手をやめる」と若いころに言っていたが、今は下げて歌っているとおっしゃていたので、私に限ったことではないかもしれないが…。



ところで、コンペの場合、歌い手は、私ではない。キーが違う。
曲は、基本、対象となる歌手のキーに合わせて作曲、応募する。

女性歌手の場合も多い、、一応、ヴォーカルなので、、自分で仮歌を入れとりますが、、この辺、ちょっと辛いものがある。。

対象が男性歌手の場合、自分では出ない声域で曲を構成しないといけない。。
おおよそ自分のキーで歌ってから、ヴォーカルも含め、機械的にキーを上げて調整する。
すると声質が、「音声を変えています」状態になるので、フォルマントという機能を利用して、調整はするが、ちょっと変な感じ(まじめにやれよというレベルかもしれない。)になったり、訳のわからないノイズが入ることが多いが、致し方ない。

女性の場合、地声と裏声の区別がつきづらいのと、グループの場合、よくわからないので、女性歌手が対象の場合は、歌い手にもよるが、大体、CとかDとかくらいと考えている。
昔は、歌っている楽曲の音をとって、参照にしていたが、面倒くさくなって、これくらいにしている。

…なので、1オクターブ下で歌えば、男性の曲より、女性の曲の方が楽に対応できる。
ただし、女性用の曲なのに、妙に太い声になってしまうので、雰囲気がなんかなぁ。。。

このあたり、みんな、どうしてるのかなぁ??
うまく、キーも声質も調整できるモノがあればいいのだが…。(宮本)

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