少し前は、アレが値上げ、コレが値上げといっても、ピンと来てなかったのだが…、
ここ最近になって、身につまされるようになって来た。。
何と言っても、日清焼きそばとかチキンラーメンとかの5袋セット。
以前なら、スーパーで298円の時が買い時だったが、、
最近、それが680円になるとかいうニュースは、衝撃だった。。。
そして、我が家の電気代が、、、何と前年比の“倍”である。。。
我が家はオール電化になっており、痛い事この上ない。
なぜ、このようになっているかというと、、
巷の噂では、まず一つ目は「ロシアのウクライナ侵攻による影響」。
経済制裁によるロシアの石油やガスなどの輸入を禁止・制限により、
供給不足やエネルギー価格の高騰が起きたという。
日本のエネルギーにロシアが、そんなに関係があったとは、、知らんかった。
2つ目は、「世界的な人口増加による需要増」とか、、
日本では少子化や人口減が問題になっているが、世界的には人口が増えており、
資源の供給量が追いつかず、物価高騰に繋がっているとのこと。。
3つ目は、「天候やコロナなど突発的な原因」。
確かに地震とか、台風とかの被害も多くなった。世界的にもそのようだし、
コロナの影響は、まぁ世界レベルだしなぁ。。
そして、4つ目は「円安」。
これも、コロナの影響といえなくもないが、日本とアメリカの異なる金融政策。
アメリカはコロナ禍を経て経済が回復傾向にあり、金融を引き締め金利を上げているのに比べ
日本では、景気回復に至らず、金融緩和状態で金利を下げているため、円安になっているようだ。
で、物価は上がるが、給与は上がらないというのが、現状。
国の施策として、最低賃金はどんどん上がっている。
私が初めてアルバイトをした高校3年生の時、確か500円台を切っていたと思うが、当時は、最低賃金が423円。
私が店長をしていた時は、547円が最低賃金、、、それよりは、だいぶ上の時給だったはずだが、
アルバイトたちには「こんな安い時給で働いているのも、ここが好きだからですよ」
と嬉しいような哀しいようなことを言われた。
今では、大阪の最低賃金は、1023円。
私が初めてやったアルバイトの倍以上。結構、しんどかったけどな。。。
そして、大卒の新卒の初任給はというと、私が就職した1987年の平均が148,200円。
その25年後の2012年には、201,800円。約5万円強上がったが、2022年は、210,854円。
この10年は上がり幅が少ない。
私の勤務する会社では、これよりやや少ないが、採用担当としては戦えない差ではない。最低賃金を上げる施策は、アルバイトの時給にはとても反映したが、社員の給与はそれほど変わっていない。。社員はつらいよ。。。
私?? 人生の「モチベーショングラフ」なるものがあるが、それは少々数値化しづらいので
サラリーマンの評価を表す収入を同年齢の平均給与とグラフ化してみた。
それが、冒頭の画像。
赤が私の年収グラフ。青は同年齢の平均。
世間より低い収入でスタートしたが、4年目くらいで店長にもなり、役職もついたので平均より上になった。
残業代もつかなったのにである、、ただ人の1.5倍、下手したら2倍は働いていた。
で、1回目のへっこみは、退職し、半年くらい失業保険で暮らしていたからだ。
2社目は、年俸制だったのと残業は給与と関係なし。徐々には給与は上がらなかったが、途中で大幅アップした。
しかし、プレッシャー、ストレスはすさまじく、やりがいはあったが、幸せだったかは、わからない。
そして大幅に下がったのは、またも転職。
10か月くらい職から離れた。そこで一時期、平均に近づいたが、、
マネージャー職から、専門職になったこともあり、今の職場では専門職の給与が異様に低いので、自分の25歳くらいの年収より低い…。
平均からは、大きく引き離され、もう追いつける見込みもない。
グラフ化してみると、愕然とした。。
一生、同じ会社で経験を積めればよかったが、しくじったかな?? まぁもう手遅れだ。。
家族には申し訳ないが、、、仕事自体には恵まれてきた。。
作曲コンペに勝って、バカ売れするか、宝くじにでも当たらない限り、どうしようもない。。
まぁどちらも、同じくらいの確率か。。。
収入の多寡だけがすべてではないが、、、物価高は痛いなぁ。。(宮本)