我が家も築30年になり、1年ちょっと経ったところで阪神淡路大震災に見舞われ、
少しばかりのダメージも受けたので、モルタルなどで、ひび割れや隙間を埋めておこうと思いついたものの、
暑いので、気候がいい感じになってからやろうと思っていたら、もう寒くなって、やる気がなくなってしまった。
まぁ私の人生そんなものか…。
寒くなり、2023年もあと4週間ほどになった。
トリックハウスのスタジオ練習も年明けまではないし、今年はサボリ気味だった作曲コンペの案件も今は多いので、
12月前半は頑張ってみようかと…。
今年は、27回ほどコンペに挑戦している。8年で通算231回なので、まぁ例年並み。
(で、1度も採用されていないので、231連敗ということだが、それはまた別の話だ。。)
本職の仕事量は最近減っているので、比重的には、サボリ気味…。
しかし、もっとアカンのが、27回中新曲が1曲だけだったこと…。
つまり既存のストックをちょっとイジるくらいで何とかしているということ。
それでもYoutubeとかで狭くともたとえ誰も観ていなくとも世間に出してしまっている曲は使えない。
で、新曲、久しぶりに書いてみました。
サビを思いついた時、まずまず自信作になるかな? と思ったのですが、、、
創っていくうちに“出来上がりイメージ”から、どんどんマイナスになっていく「いつものパターン」。
それに専念できない者が、締め切りが、平均1週間程度という言い訳はあるものの、
コンペに提出する前から、「いい曲」と自分で思えない時点で、「OUTやな…」と自虐的に思うが、
おそらく多くのコンペ挑戦者が思うように、巷の曲の中に、シングル発売の曲でも「パッとしないなぁ」と思うこともある。
「いい曲」とはいったい何なのだろう??
大ヒット曲は商業的に「いい曲」と言えるだろうし、それだけ多くの人から「いい曲」と思ってもらえているとは言える。
ただ、それは人によりけりだし、知られているかどうかというのもあるし…。
一概に定義するのは難しい、、また定義する意味もないか…。
学生時代に「どんな曲を創りたいか?」と聞かれて、
「多くの人から“いい曲”と思われるより、たった1人でも人生を変えてしまえるような曲を書きたい」と答えた。。
なんか若気の至りで、かっこいいことを言っているようだが、、
その実、その想いは今もあまり変わってはいない。。。
なので、、、コンペがどうとか自体、なんか小さくなってる気もするが…。
まぁいろいろあるのである。。。
コンペをやり出してから、無理やりにでも曲を書く時もあるので、そこそこ曲数は増えるが、
その弊害もある。
1曲1曲への思いが薄くなる。創ったことさえ忘れてる曲も多い。
また1コーラスだけ創ってそのままになる。ちゃんとフルの完成版にはなっていない。
一応、仮歌詞を書くが、仮なので、あまり考えずに書く、、そしてそれは何か癖になり、
今、それこそ“いい歌詞”を書ける気がしない。
そして今日は、歌詞をつけずに「ラララ」で歌う仮歌を入れろというコンペへの対応、、
2曲ほど昔創った曲を引っ張り出してみた。。なんと1曲は22歳の時、もう1曲は16歳の時に創った曲。
ちなみに、今、私は59歳だ。。16歳の時から、たいして進歩もしていないということか…
やってみて、思ったのは、いったん歌詞付きで作った曲を「ラララ」で歌うのって、結構難しい。
歌メロ自体がわからなくなり、脳内で歌詞付きで歌っているのを口では「ラララ」に変換して歌うハメになった。
歌メロと歌詞の結びつきは結構強いな。。
もうひとつの弊害は、サビとAメロ、Bメロをバラバラに考える癖がつき、
どうも、つながりが悪い。。最近、作曲時に一気に覚える力がなくなったなぁ。
コンペには1度くらい勝ちたいが、それよりも…、
ちゃんと数えたことはないが、400曲以上は書いているが、まだ、これは「いい曲」で「自分の代表作」と自信を持てる曲がない。。
果たして余命でそこにたどり着けるのだろうか??(宮本)