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芽の輪くぐり ~無垢な私と広告の話~

DSC_0146.jpg ここのところ、月、水、金だけ仕事に行ってたわけで、何だかこれくらいがちょうどいいのだが…、
そういうわけにもいかないので、週明けから平日は毎日仕事に行く事になる。
あぁ体力、気力、集中力が持つかな?? 心配だ。8ヶ月余っての離職期間はなかなかに大きい。。

休日も身体を少しは動かそうと、早朝から、いつもの神社へ散歩すると、目の前に見慣れぬ大きな輪(写真1)が…。
前を歩いてた人が、輪の周りをクルクル回っていたので、「…何やってんのや?? いちびりやなぁ。。」と苦笑したが、、そのわずか十秒後、、近づくと何か説明書が掲示されている。
画像「芽の輪くぐり」とかいうのだそうだ。。
何かわからんが、結局、説明(写真2)の通り、クルクルくぐってから、参拝。 あとで調べてみると、6月の大祓(おおはらえ)で、夏越の祓(なごしのはらえ)というらしく、私が年初から犯した“あんなことやら”“こんなことやら”の罪や穢れを除き去るための行事らしい。。

今の私は、まったく穢れのない無垢な状態である。。(…なわけないか。。)

ところで、近頃、各メディアにおいて、やたらと誤字脱字、ミス表記が目に付くようになった。私の注意力が急に鋭くなったということはあり得ないので(逆はあるが…)、、迂闊な私が言う資格はないが、、そんな仕事に関わる人に、私のような人が増えているのかも知れない。
画像…で、妻が「これ、何やろ?」というので見てみると、今日の広告として、こんなものがっ…(写真3)。
これがミスなのかどうかわからないが、、「数量なくなり次第終了」って…いったい何が??
まさかチキンラーメン号が、数量なくなるまで大挙して来るわけではあるまい。
そこで何か配ってくれるということなのは想像できる。しかし…なぁ。。

結局、現地で見てみると、試食サイズの「○キンラーメン」を暑い屋外で食べさせるというモノだった。
広告担当の人が、“それ”を集客として打ち出す自信がなかったのか? シークレットにしたかったのか? はたまた、未確定だったのか…。

私も、昔は広告の担当をしていた。「大変だったなぁ」と遠い目になる。。
月に3回くらい全店にチラシ投入する日々は、スケジュール管理と原稿チェックと、その結果に緊張の毎日だったが、迂闊で大雑把な私にしては、それほど大きなミスはせずに済んだ。
チラシのミスのほとんどは、商品担当者が元々の原稿を間違っていたものだった。
私はその原稿を元にチェックし、念のために担当者にも校正段階で確認させているのに、そのまま気づかず…掲載。。
担当者たちの店舗への謝罪の多くは「チラシに誤植があり…」という責任転嫁。それを何度も被った…。
私もいちいち弁解しなかった。 そういうのは上の人たちが、よくわかってくれてたから、まぁいいのだ…。

今は、当時よりちょっとしたことで、あれやこれやとクレームになってしまうから、、大変だな。。。
私個人としては、広告やら何やら、多少不具合があっても、人を傷つたり、それほど大事なことでなければ、、ネタにして笑って済ませるくらいのおおらかな世の中であって欲しいと思っている。

 その頃、一番焦ったのは、新店オープンチラシの最終校正を済ませたあと、その夜に開店準備のため九州の新店舗へ向った。
郊外の店なので、空港からはタクシーを使う。早速、運転手に最終校正のチラシの地図を見せ、「ここへ!」と言ったのだが、なかなかたどり着かず、タクシーの運転手さんが「この地図、わからんもん!」と逆ギレ。。
「ヤバイっ」と思ったが、辿りついた店の店長に「この地図で大丈夫ですよ」と言ってもらい事なきを得た。
「あの運転手、ビビらせやがって!」 今でも思い出すと、「チっ」と思う。。 
あっしまった。。 せっかく無垢になったのに、少し穢れてしまった。。。 (宮本)

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