負け越してのCS進出もどうなのか??
あの悲惨な開幕を考えると、、今の位置にいるのは上出来かもしれないが…
10月20日のドラフト会議に向け、まずは現状をみてみたい。
まず、今、現在の数字。(今後、少しは変わるかもしれないが…)
防御率2.64. セリーグでは断トツの1位、、12球団でも1位だ。
盗塁数も103で断トツの首位。。これは矢野監督の大きな功績。
だが、しかし、本塁打数は、78で5位、首位ヤクルトの半数にも満たない。
まぁヤクルトは村神様、ひとりで55本とか打っちゃってるからねぇ。。
チーム打率は、.244は、セリーグで最下位。
不思議なことにパリーグの方がDH制がありながら、チーム打率が低い傾向にあり、
阪神より西武、ロッテ、日本ハムは下回っている。
そして、失策数82は、セリーグ、ワースト。
データだけでみると、他球団とくらべ、打てない事と失策が多いことが
12球団1位の投手陣を持ってしても、首位から大きく引き離されている原因と言える。
それ以外の要因…
イメージとしては、併殺打が多い気がしたが、意外に平均的。
残塁数は、データが見当たらなかったが、チャンスに弱く、、、
1点も取れない試合が多かったように思う。。
数字に残らない何か???
そこは、矢野監督に代わる、新たな指導者に期待するとして、
ドラフトで、どのような選手を獲得するべきか?
ドラフトで獲得した新人選手が、突然、こららを解消できるはずもないが、
3年後、5年後を見据えた補強を行わなければならない。
図は、現状の阪神の陣容。
阪神の攻撃面での弱点は、数字的に二塁手、捕手と言われているが、
数年後ということで、現在31歳までの選手で構成をみてみよう。
一目瞭然で、
足の速い、左のアベレージヒッターは多いし、
佐藤選手、前川選手も期待大だが、いずれも甲子園では不利な左打者。
若手の右打者は、内野手では皆無、外野手では、井上選手、小野寺選手のみ。
理想は、大きいのが打てる右の二塁手だが、この際、外野手でもいい。
投手は、若手が台頭してきて、層が厚いが、左投手は、現在ローテ入りしているのは伊藤選手のみ。
世間では不作といわれる今年のドラフトだが、
まず優先すべきは、右の強打者、その次の課題は左の投手。
おそらく競合せずに、1位指名で獲得するのは難しいので、
外れた場合の持って行き方や、掘り出し物の下位指名がミソにはなるが…
また、これから私なりに、阪神に欲しい選手を近日、ここで考えてみたい! (宮本)