いやはや、、今回は、出場校予測から、甲子園大会まで、予想がコケまくりました。。
地方大会では、智弁和歌山の県大会初戦敗退からはじまり、全国大会決勝戦に至るまで。。
少々、私の予想は地元近畿びいきに偏るところがあるので、ベスト8に近畿勢が1校も残れない事態では致し方ない。
まぁ…、出場校予想の結果の段階で、本命予想でいった私の予想で、的中率の高かった北海道、東北、関東のチームが強いのではという予感はしていた。
要するに強いと言われて、そのまま出てくるチームは甲子園で強いということは言える。
全国大会のベスト8を私は3校しか当てられなかったが、6校は出場の予想を当てたチーム。
出場校予想の的中が4割にも及ばなかった私の予想からすると、これは高確率。。
仙台育英の2連覇を予想していたが、慶応がこれに勝って優勝できるとは…。
神村学園、土浦日大、おかやま山陽の躍進が、予想できなかったなぁ。。
慶応高校の優勝で話題になったのが、髪型とか、選手の自主性とか…。
髪型は、だいぶ前から丸刈りじゃない高校も出場してきてたし、今更という気もする。。
全国3788校の調査では、部員の丸刈り率は、2018年の76.8%から2023年には、26.4%になっているから、
これはかなりの変化だ。。しかし、甲子園に出て来ているチームでは、もっと丸刈り率は高い。
丸刈りしなくてもいい学校に丸刈りしたくない有望選手が集まれば、強くなるかもしれないが…。
それはそのチームや選手の好きなようにやればいい話かと…。
丸刈りでないとダメというのも時代錯誤かと思うが、「丸刈り禁止」もまた、なんか違う気がする。。
チーム運営が監督主導か、選手の自主性か、、、
私が思うに、私が若いころは、怒鳴られたり、どつかれたりしないと、ちゃんと練習しない思考停止しているのが多かったかもしれない。
仕事柄(採用担当)、感じるのは、最近の若い人は、我々の若いころより、結構ちゃんと考えている。そしてドライだ。。。
タイパ重視というか、効率よく、本当に必要な練習を、理論的に行っているのではないかと。。
世界一厳しい練習をしているのではないかという日本高校野球の代表チームが、なかなか世界で勝てないのは、、
金属バットを使っていて、世界大会になると使い慣れていない木のバットになるから、、というのもあるかと思うが、、
もしかして、日本の高校野球は、不必要なしんどい練習をしているのではないかということも思っていた。
誰が主体というより、選手個々に合わせた、効率の良い、目的に見合った練習を選手自体に理解させて、練習させることができる指導者がいるチームが強くなる時代が来ているのかもしれない。。。
タイブレイクというのも、今回の波乱の一因ではないかと思うが、
もうひとつは、球数制限、、それ以上にひとりの有能な投手に無理をさせない流れだ。。
これはいい事ではあるが、たいして強豪ではない学校に、突如、凄い投手が現れても、それでは勝ち抜けず、複数の有能な投手を抱える強豪校がなおさら有利になると、、素人目で考えていたが…。
これ、、選手起用とか、継投とか、、監督の判断が難しくなっているなと思える場面が増えた。
複数の投手を擁する強豪校が、格下のチームとの試合でエース温存して戦ったところ、取り返しのつかない事態になり、打線も、思わぬ相手投手の奮闘に沈黙し、敗戦というようなことも増えているのでは…。
今年の高校野球でもプロ野球でも問題となっているのが、“誤審”
プロの場合、リクエストでだいぶ解決しつつあるが…。
私が思うに、リクエストを導入することが審判の権威を損なうことにはならない。
審判が判断できる一瞬のひとつのアングルでは、そりゃ限界がある、、技術だけの問題ではないし、ビデオ判定によって正すほうが、いつまでも“誤審”として、後世に語り継がれるよりは、審判もメンタル的に良いと思う。
あまり高校野球に教育の一環とかいうのも好きではないが、、
教育の一環であればなおさら、審判の言うことが間違っていても、何も言っちゃダメというのもおかしな教育である。
最後に準々決勝、準決勝、決勝の前に1日休養日ができて、それまで好投を続けていた投手がボロボロになることもある事態に対し、少しばかり改善があったわけだが…。
1日空きがあると、なんか「あれ?高校野球、もう終わった?」ような錯覚に陥る私のような古い高校野球ファンも少しずつアップデートしないとあきませんなぁ。。。
私?? 中学で野球部に入るつもりで丸刈りにしたが、なぜか吹奏楽部に入り、丸刈りのままトロンボーンを吹いてました。(宮本)