今朝、散歩で多田神社に“非公式参拝”したら、初詣の準備で既に多くのテントが立てられていた。
いよいよ、「2013年も終わりだな。」と実感。。
さて、9月末に「半沢」ブームに乗って、このネタに少し触れてしまったが…。
2013年のドラマ視聴率ランキング(平均視聴率)は、このようになった。
1位「半沢直樹」(28.74)、2位「Doctor-X」(22.98)、3位「ガリレオ」(19.92)、4位「リーガルハイ」(18.38)、5位「DOCTORS2」(18.32)、6位「とんび」(15.48)、7位「ラスト・シンデレラ」(15.17)、8位「救命病棟24時」(14.62)、9位「Woman」(13.58)、10位「35歳の高校生」(13.29)である。
これは民放ドラマなので、大河ドラマ「八重の桜」は14.6、朝ドラ「あまちゃん」は20.6で、本来ならこの中に食い込んでくる。
「半沢」はもう今さらなので、あえて触れないが…。
涙腺の弱い私が、翌日、目が腫れて困るような作品は、ちょっと無かったなという感じがする。
いくら今は浪人の身とはいえ、半分くらいしか見てないので、、あくまでも見たモノだけでの話だが…。
前作の流れで、個人的に期待していた「ガリレオ」は、湯川教授がドヒャーと計算式を書いて導き出す謎解きが、「そんなんせんでも…わかるんちゃうん?」という程度に終わり、少々残念。
「救命病棟24時」は、私の好きな“群像劇”ではあるのだが、進藤先生(江口洋介)抜きでは“スピンオフ作品”という印象を受けた。江口洋介主演の同じ群像劇「dinner」と分割してしまった感もある。
それなりには良かったけど、期待値が大きすぎたかと。
「とんび」は良い作品だったが、個人的にはNHK版の方を先に見てたので、薄まってしまったかな。。。
今年、印象に残ったのは「潜入探偵トカゲ」「海の上の診療所」の松田翔太。
父親のゴツゴツした感じより、ずいぶんシュッとした感じだが、面白い存在感だ。
最近、ヒット作の要素とも言われている“決めセリフ”を何とか盛り込もうとして、そのワザとらしさが違和感のある作品が多くなり、慣れるまで時間が掛かるドラマも目に付いた。
「遺留捜査」が続いて欲しいというのは前も書いたが、今年第4クールでの「刑事のまなざし」は地味だけど、心温まる作品で、これも次作を期待したい。
で、大河ドラマは、綾瀬はるかを持ってしても、やや低迷した感がある。…まずまずだったけどな。。
来年は「軍師官兵衛」、兵庫県が舞台にもなるし、期待したい。
そして、2015年の大河ドラマは「花燃ゆ」。なんか足して2で割ったようなタイトルと思ったら、吉田松陰の妹が主役とか。
NHK、視聴率を無視作戦に出たのか?? ちょっと真意を測りかねる。
なら、2016年私の大好きな“真田幸村”で勝負を掛けて欲しいものだ。
で、第4クールで期待していた「リーガルハイ」「ダンダリン」。実は裏番組どうしである。
両者とも、あまりに荒唐無稽で、当初は「やりすぎ」感があった。
「リーガルハイ」は、おふざけしすぎなのだが、時々シリアスになり、特にラスト2話の法廷シーンは圧巻で株が急上昇。
「ダンダリン」は労働基準監督官がブラック企業をやっつける話なので「よくスポンサーついたな」と思ったが…。
とりあえず、楽しめた。
気になったのは、、劇中主役の竹内結子が口ずさむ、カール・ブッセ(上田敏訳)の詩である。
【 山のあなたの空遠く「幸」(さいはひ)住むと人のいふ。噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。山のあなたになほ遠く「幸」(さいはひ)住むと人のいふ。】
意訳はこうである。
山の彼方に幸福があるというので探しに行ってみたけれど、見つけることができずに涙ぐみつつ帰ってきた。山のはるか遠くに幸福が住んでいると人は言う。
…が、どういう意味だ。素直に解釈すれば、“青い鳥”のように、「幸せは遠くではなく、そこにあるもの」という意味に思える。しかし、それではこの劇中のストーリーとそぐわない。
最終回の最後に、主役がこの詩の意味を問われ、前者のような意味か、
あるいは「探してもなかったが、どこかにあるはずだから、あきらめない」という意味かで若い頃にこの詩について、論争した。
で、後者の意味を自分は主張したという事が明かされる。
それで困難にぶち当たった時に口ずさんでいたのだな。。
歌詞も含んで詩や小説は、私は聞き手、読み手が、自分の捉えたいような意味で能動的に受け入れる余地のあるモノが好きだ。
自分もそういう作品を目標に創っていきたいなぁ。。 (宮本)
いよいよ、「2013年も終わりだな。」と実感。。
さて、9月末に「半沢」ブームに乗って、このネタに少し触れてしまったが…。
2013年のドラマ視聴率ランキング(平均視聴率)は、このようになった。
1位「半沢直樹」(28.74)、2位「Doctor-X」(22.98)、3位「ガリレオ」(19.92)、4位「リーガルハイ」(18.38)、5位「DOCTORS2」(18.32)、6位「とんび」(15.48)、7位「ラスト・シンデレラ」(15.17)、8位「救命病棟24時」(14.62)、9位「Woman」(13.58)、10位「35歳の高校生」(13.29)である。
これは民放ドラマなので、大河ドラマ「八重の桜」は14.6、朝ドラ「あまちゃん」は20.6で、本来ならこの中に食い込んでくる。
「半沢」はもう今さらなので、あえて触れないが…。
涙腺の弱い私が、翌日、目が腫れて困るような作品は、ちょっと無かったなという感じがする。
いくら今は浪人の身とはいえ、半分くらいしか見てないので、、あくまでも見たモノだけでの話だが…。
前作の流れで、個人的に期待していた「ガリレオ」は、湯川教授がドヒャーと計算式を書いて導き出す謎解きが、「そんなんせんでも…わかるんちゃうん?」という程度に終わり、少々残念。
「救命病棟24時」は、私の好きな“群像劇”ではあるのだが、進藤先生(江口洋介)抜きでは“スピンオフ作品”という印象を受けた。江口洋介主演の同じ群像劇「dinner」と分割してしまった感もある。
それなりには良かったけど、期待値が大きすぎたかと。
「とんび」は良い作品だったが、個人的にはNHK版の方を先に見てたので、薄まってしまったかな。。。
今年、印象に残ったのは「潜入探偵トカゲ」「海の上の診療所」の松田翔太。
父親のゴツゴツした感じより、ずいぶんシュッとした感じだが、面白い存在感だ。
最近、ヒット作の要素とも言われている“決めセリフ”を何とか盛り込もうとして、そのワザとらしさが違和感のある作品が多くなり、慣れるまで時間が掛かるドラマも目に付いた。
「遺留捜査」が続いて欲しいというのは前も書いたが、今年第4クールでの「刑事のまなざし」は地味だけど、心温まる作品で、これも次作を期待したい。
で、大河ドラマは、綾瀬はるかを持ってしても、やや低迷した感がある。…まずまずだったけどな。。
来年は「軍師官兵衛」、兵庫県が舞台にもなるし、期待したい。
そして、2015年の大河ドラマは「花燃ゆ」。なんか足して2で割ったようなタイトルと思ったら、吉田松陰の妹が主役とか。
NHK、視聴率を無視作戦に出たのか?? ちょっと真意を測りかねる。
なら、2016年私の大好きな“真田幸村”で勝負を掛けて欲しいものだ。
で、第4クールで期待していた「リーガルハイ」「ダンダリン」。実は裏番組どうしである。
両者とも、あまりに荒唐無稽で、当初は「やりすぎ」感があった。
「リーガルハイ」は、おふざけしすぎなのだが、時々シリアスになり、特にラスト2話の法廷シーンは圧巻で株が急上昇。
「ダンダリン」は労働基準監督官がブラック企業をやっつける話なので「よくスポンサーついたな」と思ったが…。
とりあえず、楽しめた。
気になったのは、、劇中主役の竹内結子が口ずさむ、カール・ブッセ(上田敏訳)の詩である。
【 山のあなたの空遠く「幸」(さいはひ)住むと人のいふ。噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。山のあなたになほ遠く「幸」(さいはひ)住むと人のいふ。】
意訳はこうである。
山の彼方に幸福があるというので探しに行ってみたけれど、見つけることができずに涙ぐみつつ帰ってきた。山のはるか遠くに幸福が住んでいると人は言う。
…が、どういう意味だ。素直に解釈すれば、“青い鳥”のように、「幸せは遠くではなく、そこにあるもの」という意味に思える。しかし、それではこの劇中のストーリーとそぐわない。
最終回の最後に、主役がこの詩の意味を問われ、前者のような意味か、
あるいは「探してもなかったが、どこかにあるはずだから、あきらめない」という意味かで若い頃にこの詩について、論争した。
で、後者の意味を自分は主張したという事が明かされる。
それで困難にぶち当たった時に口ずさんでいたのだな。。
歌詞も含んで詩や小説は、私は聞き手、読み手が、自分の捉えたいような意味で能動的に受け入れる余地のあるモノが好きだ。
自分もそういう作品を目標に創っていきたいなぁ。。 (宮本)
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