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世界歴代映画興行収入ランキングで思うこと

タイタニック右肩の痛みが、相当悪化してきた。動きによって激痛が走るが、痛い場所がなんかもうひとつわからない。
どうも右肩というより、肩と二の腕の間という気がして来た。

それはそうと、最近。「アベンジャーズ/エンドゲーム」が、「タイタニック」を抜いて、歴代映画興行収入ランキングの2位に躍り出た。ちなみに1位は、「アバター」(2009年)。
「アベンジャーズ」は4作目というが、歴代10位のうちに4作とも入っているという超人気シリーズだ。
アメリカンコミックの映画ってなんか観る気がしないので、興味もなかったのだが、、
私が若いころに熱中した「ロッキー」「スターウォーズ」「インディージョーンズ」シリーズよりもはるかに上ということである。

1987年~2000年までビデオレンタルのチェーン店で勤務していた私。当時から、それほども観ていないが、それでも、話題の作品はなんとか観てた…。
しかし、ほとんどの作品がここ10年ほどの作品なので、映画館はもちろんDVDでも観た映画がひとつもない。隔世の感ありだなぁ。。

それはそうと、、今回、抜かれて3位に転落した、、10位圏内唯一の1900年代の作品「タイタニック」この前、少し書きかけたが、そのチェーン店の企画部に勤務していた際に、当然レンタルメインだったが、ビデオ販売にも力を入れようと会社を上げてキャンペーンのようになった。
個人でも、あっちこっち飛込み営業をしろということになり、売上トップには報奨金が出るとまで言われた。
普通に考えると、怪しい営業だ。

もちろん、最初からやる気のない社員も多かったが、ふと、その時、学生時代のエピソードを思い出した。
音楽サークルの定期演奏会のパンフレットの広告を近隣の店から取ってくるというものだ。
もちろん店にとって、メリットがあろうハズもない。サークルにとってもたいしてプラスになる金額でもない。
ただ、“やる気”を示さないといけない たぶん、その類のものだったかと思う。
三条河原か何かでみんなで歌って、宣伝するとかも その類だった。

それでも、広告を取ろうと、ライブハウスと居酒屋を同じビルで経営する事務所に“営業”を行うと、門前払いではなく、そこのマネージャー(?)に事務所に連れ込まれると、、小一時間説教を受けた。。
「そのサークルでうちに出演し、満杯にできるようなバンドはあるのか?」「そんな広告でうちにメリットがあるのか?」
…もちろんあるわけがない。ボンクラ学生の私でもわかることだ。
そして、そんなチマチマしたことしてないで、「打ち上げの宴会をうちでやるとかいうことなら、一面広告でも出してあげるよ、そういう交渉をしろよ」と、、今思えば、、ありがたい話を聞けたのだが、、、、

それをふと思い出したので、付き合いのある取引先に、チラシを作って、社内販売をしてもらうことにした。
この「タイタニック」思いの外、スゴイ人気だった。取引先の1つは、その営業所だけでも1000人規模。
なんと、そこだけで120本以上あっさり予約がとれ、まったく訪問販売をしなかった私の売り上げは断トツ1位、店舗の売上の中に入っても、中くらいの位置になった。。。 
なぜか報奨金はなかったことになってしまったが…。


こういう効率の悪い努力も、社員の“やる気”を試す、または“士気をあげる”というものだったかもしれないが…。
働き方改革と言われている昨今でも、まだこういう“風習”が残ってるところもあるだろうなぁ。。
意外にしんどい目をする努力に対する“人件費”というコストについては、見逃されてしまう傾向もあるし。。

こういうことは特に我々の世代は気をつけんとダメですなぁ。
私? タイタニック、、まだ観てないや。。。(宮本)

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