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作曲活動2021_Vol.3「天から降ってくるモノ」

画像私といえば、何の糧にもならない駄作ばかりを量産しているのだが、
何曲創ったのかは定かではない。高校卒業までに180曲まではカウントしていたが、そこからは、数えたことがない。おそらく400は超えていると思うのだが…。

とはいえ、十代のころに創った曲などは、ほとんど記憶になく、記録もどこかに行っている。
最近、ちょっと掘り起こしてみようと思うが、その話はまた次に…。

ところで、作曲というと、なんかいくらでも作れそうな気になる時もあれば、
これといったアイデアも出てこず、無気力な時もある。
おそらく前者の時に、「天から降ってくる」ような気持になって、映画「アマデウス」のサリエリのように神に「感謝します!」となるのだろう。

で、私の場合、20歳~25歳くらいが、自分の中での“いい曲”ができた全盛期だったのではないかと思うが、このころ、歌メロのアイデアができた時にすぐに形にできる時間があった時ではないかと思う。
今は、アイデアをスマホに吹き込んでおくが、まぁ、そのままになってしまうことも多い。

では、どういう時に曲のアイデアが浮かびやすいのだろう?

当然、音楽を聴くことは、作曲においては、糧になることだし、影響を受けることは大事だが、当たり前のことだが、音楽を聴いている時には、音楽を創れない。
「アウトプットできる時は、インプットしていない時である。」
(※ん?なんか いいこと言ってる…)
最近、通勤などでは絶えずipodで音楽を聴いてるから、アイデアを出せる時間が減っているのかもしれない。

私の頭にメロディが浮かぶことが多いのは、寝起きの“うつらうつら”している時だ。
覚醒した時には、ほぼ消えてたりするので、夢だったのかと思うが、寝床の近くに置いていたスマホに録音できたこともあり、実態があることが近年、判明した。
また、風呂に入っている時、トイレとかも多い。
そんな時は、できればスマホに録音するのだが、鼻歌がかなり音痴なので、後から聞くと、「なんかよくわからない」ことも多い。

最近、ちょこちょこ読んでいる「脳」関係の科学の本によると、ぼぉーとしている時は、脳全般に血液の循環がよく、案外、良い働きがあるらしく、そういった状態のときに、曲のアイデアができやすいのかもしれない。
ちょっと納得てきる説ではある。

「さぁ作らないと!」という時に、案外、何も出てこず、ガッカリしてしまうこともよくある。
長くだけはやってるので、何かはできるけど、そういう時はツマらんモノしかできない。
プロの作曲家の方たちにも、もちろんそういうことが往々にしてあるらしいのだが、
そういう時は、うまい具合にパクるらしい。
“うまい具合に”というくらいだから、盗作ではない。
参考にするとか、もっといい言葉でいうと「インスピレーションを受ける」というやつだ。

なんなら、プロの方でも、ヒット曲の音符を研究して、ちょっと変えて作ったりなどもしているようだが、私は、そんなに研究熱心でないので、面倒くさくてやっていない。
「真似できないやつは大成しない!」これまた、“真”である。

マドンナの「Papa don't Preach」とレベッカの「MOON」。
マドンナの「マテリアルガール」とレベッカの「LOVE IS CASH」。



これなんかは有名だけど、戦略的にやってることで、大成功例というとこでしょう。
(※ネタが古くて、スンマセン…)

もちろん、「あっこんな曲創りたい!」は私にもよくあるが、
生来、耳がよくないのか、技術がないからか、真似しようとしても、全然、別物になってしまい、原形をとどめていない。
それは、それでいいと言えばいいのだが…。この能力が私は極めて弱いようだ。

やはり良い曲を創るには、良い曲をたくさん聞いて、時には耳をオフにして、
なんなら、脳もオフにして、よく寝て、ぼぉーとする時間を作るのが良いような…気がする。(宮本)

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