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作曲活動2021_Vol.4「昔の曲とアレンジ」


最近、仕事で書類を作成していて、「あっこれも検討事項として入れとかないと!」と思いつき、その時、入力していた文章を入力し終えてから、打とうと思ったら、「何だっけ?」となった。
そのうち思い出すかと思っていたら、なんか思い出しそうになったが、結局、またどっかへ行き、結局、帰宅時の電車の中で、思い出した。最近、こんなのが多い、「大丈夫か?俺」

なんでも顔は思い出してるのに名前が出てこないのは、ヴィジュアルより言語の記憶の方が衰えやすいかららしいが、私はなかなか1度会っただけで、相手の顔を覚えるのも苦手だ。
時々、2回目なのに、名刺交換しないと思う時もあるし、電話で「ご無沙汰してます。覚えていただいてますか?」とか言われると、「もちろんです!」とか答えるのだが…、
「誰? なんの会社で、前、何の話をした?」とか相手の話を元に必死にたどりながら、話していることも多い。
脳は、若く保ちたいな…。

そんな私だが、最近、コンペに古い曲を持ち出している。
ひとつは新曲を創る時間がなく手っ取り早いというのもあるが、日の目を見ずに眠らせてるなら、古いと言っても、自分の曲には違いないので、“チャンス”を与えてみたいという気もある。

先日はとうとう、16歳の頃に創った曲を引っ張り出してしまった。
つまり40年前に創った曲。先日も書いたが、このあたりの曲はほとんど記憶も記録もない。
でも、数曲はメロディーラインを覚えているものもある。
ほとんどの曲は忘れているのに、これも脳の迷宮の不思議である。

てなわけで冒頭の曲は、私が曲を書き始めるいくつかのキッカケのうちのひとつになった曲でした。
この曲を聴いて、町田義人のアルバムを買い、当人の作詞・作曲の作品も含まれていたが、30歳を超えてから、曲を創り始めた、それまでは創れるとも思っていなかったという話を聞き、「自分にもできるのでは?」と思ったからだ。

当時は、へたくそなギターでジャカジャカやってるだけだったけど、素人の中でも低レベルなアレンジ力の私だが、今のDTMで作れば、そこそこ聞けるようになった。ただ、歌メロが頭に入っていると、創るのがとても速くできる。
10代~20代に創った曲は今よりAメロ、Bメロ、サビと構成を意識せず創っていて、比較的、自由な感じだ。
今は、サビを思いついたら、それに合わせて、Aメロ、Bメロを創るが、バラで創ってるので、なんか違和感がある時もある。
また、そのあたりは別の時に書いてみたい。

そんな感じなので最近、新曲を創る時は、歌メロがあまり頭に入っていないまま、アレンジして歌入れの際も吹き込んでいたスマホに録音していた鼻歌で確認しながら、Aメロ、Bメロ、サビと少しずつ録る形になる。
できてから、良くも悪くも「あぁこんな曲だったのか」となる。

これは、バンドでオリジナル曲をやりだした頃の曲でもDTMで制作しだした頃の曲でも同じなのだが、この場合は、ある程度、基本となるアレンジがあるので、もっと楽だ。
しかも、今よりは、少しまともなアレンジをしている。う~ん、退化はいただけないなぁ。。。

少しずつでも進歩しないと。(宮本)

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