先日、来春の高校野球21世紀枠候補が、各都道府県から各地区9校まで絞られた。
この辺で、例年の出場校予想をしてみたい!
予想は、画像にまとめている通りですが、、
少々、私なりに解説を。
ここのところ、出場校が1校、2校、4校とされている地区に関しては、それぞれ秋季地区大会の優勝校、準優勝校、ベスト4から例外なく選出されるケースがほとんど。
北海道、東北、北信越、東海、九州の予想は、まずまず、それで決定的だ。
東海地区は、愛知、三重、岐阜を封じ、静岡勢が1、2フィニッシュを決めそうですね。
問題は、それ以外の地区。
関東は、ベスト4の明秀日立、山梨学院、木更津総合、浦和学院、東京優勝校の国学院久我山は決定。
問題は残り1枠が、関東へ行くか、東京へ行くか。
これね、春季大会のように関東大会に東京も入れて行うと、もっとわかりやすくなるのだが…。
関東に転がった場合は、地区的にも戦績としても東海大相模が有力。
しかし、東京の決勝では、9回土壇場までリードしていたが逆転されて準優勝となった二松学舎大付に最後の1枠が行くのではと予想しました。
この2校、なんかいつもボーダーラインにいるような気がする。
さて、わが近畿。
大阪桐蔭が各地区優勝校が集う秋の全国大会である明治神宮大会で優勝。
近畿に明治神宮枠1枠が与えられ、7校出場となった。
ベスト4の大阪桐蔭、和歌山東、金光大阪、天理は確定。
残りの枠では、実力は和歌山1位で全国レベルの市和歌山だが、同じ和歌山東が確定のため、
他のベスト8の3校より、地区的に不利。
近畿大会準々決勝で0-5で完敗とはいえ、最も大阪桐蔭を最小点に抑えた東洋大姫路。
近畿大会では、兵庫1位の社を11-10で破り、ベスト4の金光大阪にも6-7と接戦を演じた近江。
山田選手が投手として復活すれば、昨夏のような躍進も期待できる。
京都国際は、昨年の2投手が残っており、京都1位、近畿大会でも履正社に勝利、準優勝の和歌山東に敗れたが、2-3の接戦だった。この7校になるかな。。。
さて、難しいのは、中国、四国。
それぞれの優勝校、準優勝校である広陵、広島商、高知、鳴門はほぼ確定。
残りの1枠は、中国か?四国か?
実力では明徳義塾だと思う、県大会では高知を破り優勝、四国大会でも鳴門に2-3で延長11回での敗戦。
この地区トップレベルと言っても過言ではない。
問題は、中国地区2校が、広島県勢であることで、ベスト4に2校が進出した岡山県に地区的配慮があるとみられる点である。
そして、広陵が明治神宮大会で準優勝を遂げたことで、これら広島県勢と好試合をしている岡山の2校が有力になるとみる。
岡山学芸館、倉敷工だが、甲乙つげがたい、、岡山県での決勝での直接対決で3-0で勝利している倉敷工を選んでみた。
最後に最大の難関21世紀枠。
ここのところ、その必要性の是非も問われているが、
私的には、実力がありながら、私立の強豪校の壁やクジ運で滅多にない機会を逃しそうな学校の救済と考えている。
なので、やはり戦績も重視したい。(…誰やねん。。。)
まずは大分決勝で、強豪明豊に9-10で敗れたが、九州大会では、準優勝校の大島に4-4で引き分け再試合、再戦でも2-3と健闘した、大分舞鶴は最有力。
次に昨夏も南北海道大会ベスト4、北海道大会でも準決勝で、準優勝の旭川実に3-4と健闘した札幌国際情報。
さて、実力では近畿の伊吹(滋賀)、滋賀大会の準々決勝で2-3と近江と接戦。選ばれてもおかしくないが、
近畿では、京都の塔南は、龍谷大平安、京都外大西を破り決勝で京都国際に5-6で惜敗、
近畿大会では運悪く初戦で大阪桐蔭とあたり、0-7で敗れる。
また高田商(奈良)は、県大会で奈良大付、天理に勝利、決勝で智弁学園で敗れるも
2位で出場した近畿大会で金光大阪0-2と善戦している。
この2校を差し置いて伊吹が近畿で21世紀枠候補に選出された。
明治神宮枠が1枠増えた近畿が、配慮の上、手を引いたという疑念も浮かぶ。
ここは難しいところだが、私としては、せめて地区大会進出していることを1つのラインとしたい。
そうなると、残り1校は、消去法的に中国地区鳥取2位で中国大会で初戦で広陵に0-6で敗れた倉吉総合産(鳥取)を最後の1枠に挙げたい。
倉吉総合産が、選ばれると、中国3校になる。
中国・四国の最後の1枠が明徳義塾に行く可能性も想像してしまうが、
本来、21世紀枠は、別枠とされているので、それはないかな。。。
今後の予定ですが、
競技日程:2022/3/18~3/30
組合せ抽選:2022/3/11
選考委員会:2022/1/28
となっています!! この答え合わせは、1/28となります!!(宮本)