1月28日に第94回センバツ高校野球の出場校が発表された!!
少々、波乱があり、物議を醸している。
結果からいうと、私の予想は、32校中28校。
今年は難しいと思っていたので、数的にはまずまずなのだが、、、
まず、難関と思われた、関東・東京、中国・四国の残り1枠がいずれに振られるかが
いつも難題となるこの両地区、、見事的中!!
関東・東京は、戦いぶりによって、中国・四国は地域性が重視されたということだろう!
外してしまった予想は4校。
まずは、地元、近畿地区から、ベスト4の4校は確実だが、
ベスト8から、残りの3枠(明治神宮大会で近畿優勝校の大阪桐蔭が優勝したため1校増)をどう選ぶか?
…だったが、私の予想では近江としていたところ、市和歌山となった。
戦績からいって、ベスト8の4校は甲乙つけ難い状況だったので、ベスト4で当確となった学校と
唯一、同県に位置する市和歌山が不利かと思ったが、、、
地域性よりディフェンス力が評価されたとのことかもしれない。
順番でいうと、京都国際が5校目に選出され、次は市和歌山、昨夏の小園、松川というドラフト1位バッテリーが抜けたものの、
米田天翼という、MAX148km右腕を擁している。そして準優勝の和歌山東を県大会で破って、優勝している。
残りの東洋大姫路、近江は、それぞれ県大会では3位。
東洋大姫路は、近畿大会で昨夏優勝、奈良1位の智弁学園を2-0で破り、大阪桐蔭に敗れたが、0-5と完敗だが、コールドにはなっていない。
一方、近江は、滋賀県で3位、近畿大会で初戦、兵庫1位の社に11-10で勝利し、金光大阪に6-7で敗れた。
要するに失点の多さがネックになったということだろうが、昨夏ベスト4の原動力となったエース山田選手が故障で投げられない状況だったので、気の毒ではあるが、
そういう視点で選んだという点では、まぁ納得はできる。
で、今回、波乱、、かなり炎上状態になっているのが東海地区。
こういった、誰の得にも、何の社会貢献にもなっていない、出場校予想を行っている人たちで、
これを予想できた人はいるのだろうか?? 正直、この地区は安全パイと思っていた。
東海地区は2枠。通常、東海大会、優勝校と準優勝校が選ばれる。
この44年間は、そうだったが、今回、準優勝校の聖隷クリストファーではなく、ベスト4から大垣日大が選ばれた。
これは両校にとって、まさかの事態となった。
大垣日大の名将阪口監督をして、出場決定の電話口で「ウソー」と言ったと言われるし、
報道陣も0、学校も何の準備もしていなかったという。
聖隷クリストファーが、たとえば決勝で、日大三島にコールド負けなどの大敗を喫し、
準決勝で大垣日大が日大三島と接戦だったとしたら、
今回のこの事態を予想する人もいたかもしれないが…、、そのようなこともない。
むしろ、聖隷クリストファーのほうが、得点差は少ない。
もちろん、大垣日大は、東海大会で、静岡高、優勝候補といわれた享栄を撃破しているので、実力的には、申し分ない。
気になるのは、選考理由は、「個々の能力」と説明された。特に「投手力」と。
「どちらが、甲子園で勝つ可能性が高いかを基準に判断とした。」ともある。
トーナメントの順位を覆す、得失点差、試合内容で、そういうことが言えるなら、私も賛成ではある。
しかし、、戦績をみるに、私には、その差が見いだせない。
「個々の能力」とは、潜在能力とか、秋から春までの伸び率を言うのだろうか??
聖隷クリストファーは、エース弓達選手を疲労骨折で東海大会で欠いての健闘だっただけに、なおさら不可解ではある。
大垣日大にしても、嬉しい反面、炎上してしまうのは気の毒な気がする。
1校目に選出された日大三島も聖隷クリストファーも静岡県なので、「地域性」が理由なら、
まだ「なるほどね」だったのだが…。そこは「考慮しなかった」とキッパリ否定されている。
まぁ選考委員の感覚として、大垣日大のほうが、なんとなく「甲子園で勝てそう」と思ったということがすべてなのかな。。
21世紀枠は、1校だけしか当たらなかった。
大分舞鶴は、まぁ誰がみても確実だったろうが、私が候補にあげた他の2校は、補欠校となっている。
「甲子園で勝つ可能性」というなら、せめて地区大会まで進出している学校では? という気もしないではない。
丹生も只見も、過疎化が進む地域から健闘して、の選抜! 甲子園でも健闘を期待したい!
まぁ選抜なので、主催者が招待するという形式であるから、文句をいう筋合いはないが、
基準はブレないほうがいいし、矛盾する説明は、感情を逆なでしてしまうだけになる。
なにはともあれ、凄まじいコロナ感染。
無事に大会が開催されればいいが、、そういえば、オリンピックがもうすぐ開幕か…。(宮本)