最近、仕事で商談というと、オンラインというケースが増えて来た。
コロナの影響ではあるが、直接会うことが割と増えた今でも、やはり多い。
私は結構苦手だ。
そもそも私は人の顔とか名前とか、なかなか記憶にとどめられない、半年ぶりとか1年ぶりに会うと「はじめてなのか?」、名刺交換が必要かどうかも迷ってしまう。
年のせいなのか、機会が多すぎるのか、私の能力的な問題なのか?
そのすべてなのか???
オンラインだと尚更だ。
私の会社では、自分の顔もカメラに映して打ち合わせしようと思うと、
慣れない会社のノートPCを予約の上、借り、応接室も予約して準備しないといけない。
ITリテラシーが低めの私としては、その際にトラブルが起こるのも嫌なので、
自分のデスクにあるデスクトップで行うのだが、カメラがついていないし、
周囲が映り込むのも何なので、相手には少々申し訳ないが、ヘッドセットを使い、音声のみで対応している。
わざわざ、見せないといけないような顔でもないし。。。
しかし、オンラインだと余計、疲れる。
なんか話を聞くのが、対面の時より集中力がいる。
困るのは、あまりに説明が長いので、途中で上の空で聞いていると、
「…ここについては、いかがですか?」と いうような時だ。。。
CMの竹野内豊ではないが、、、「聞いてないですよね?」「おっしゃる通りです」というパターン。
それと商談のアポをとる人と、当日オンラインで説明してくれる人が別の人ということが最近、よくある。
「今すぐ、それが必要になることはない」旨を話すが、「とりあえずお話だけでも…」と言うもんだから、仕方なく、応じるのだが、、、
当日の担当者が、冒頭、「どうして、今日は興味を示していただけたのですか?」と聞かれる。
「…ハァ??」である。
話は聞くものの、当然「乗ったぁ!」などとはならない。
少し時間が経てば、いろんな選択肢のひとつとして提案することになるかもしれない。
だから、数日後に催促するように「いかがでしたか?」と聞かれても困る。
そのように話すと、決裁者に直接、同席させて欲しいなどと言ってくる。。
決裁権はなくとも、決裁者に話を通すくらいの裁量はある。
失礼な話だ。。そういうところは、一気に候補から外れる。。
ある意味、営業がヘタだ。。
私は採用の仕事をしている。
やはり世間では、採用も学生と企業がオンラインでやり取りすることが非常に多くなっている。
もちろんメリットもデメリットもあるが…。
うちでは、“幸い”会社の方針でオール対面。
学生の中では、うちでの説明会や面接が、初の対面ということも多くなった。
交通費や時間というコストを考えれば、、、そういうことになるのだろうが、
学生にとっては、一生とは言えないまでも、そこそこの年数を過ごす場所。
そこはオンラインではなく、肌感覚のようなモノがあると思うのだが…。
私も、もう古い人間なのかな??
仕事もだが、我々トリックハウスも、、SNSとかなんだかんだと、、、
この時代の流れに対応していかんとアカンのかな、、と思う今日この頃。。。(宮本)