夏場は、休日に録りためたドラマを見る暇がなかったので、今になって追い込みに入っているのだが、
まだこの暑い時期に、冬に撮影されたドラマを観るのは、やはり少々違和感がある。。
HDの容量を空けるために、家内に早く処理するよう急かされるので、
それを自分への言い訳に作曲コンペでの新曲制作をサボっているが、
もはや勝つためではなく、とりあえず少しだけでも提出はしておこうということで、、
ストック曲を引っ張り出して少しだけ調整して出品し、しのいでいる…。
とはいえ、アレンジのアイデアが致命的に乏しく、ミキシングとかマスタリングとか、
結局、何をするべきかさえ、よくわかっていない状態なので、ブラッシュアップもできていない。
先週、高校生の時に、ラジカセの前でアコギを抱えて歌っているのを録音しているだけだったことを書いた。
(…この頃は、それでもレコード会社の人はちゃんと聞いてくれていたようで、厳しいダメ出しが返ってきた。)
大学生になって、曲創りはバンドで演奏することを意識していたので、ドラムを自分で叩き、ベースやキーボードを人に頼んで
ギターとヴォーカルは自分でというのをテープに重ね録りしたが、さすがに無謀と悟り。。
ドラムマシーンを購入。先輩にマルチ録音機を借り、ドラムだけは打ち込みにした。
素人の性、、、最初は人間では絶対叩けないような打ち込みを嬉々としてやらかしたが、、
それが、「気持ち悪い」と思うようになるまでに、そう時間はかからなかった。
バンド志向の音へのこだわりは、ここからあったように思う。
大学の音楽サークルのベーシストやキーボードの人に頼んで作成していたが、
もちろんギャラなど出さず。。
しかもいきなりどんな曲かもわからない十数曲を自分の監禁状態で演奏してもらい、録音…。
これは社会人になっても、現TRICKHOUSEの金村さんにはお願いしていたので、
本当に迷惑なやつだったと思います。。。
20歳代半ばで、DOS-Vとヤマハのハローミュージックという音楽ソフトを買ったものの、
それを使って、実際に曲を創れるようになるまでには、5年くらいかかった。。
勉強に5年かかったのではなく、取り掛かるのに時間がかかったのだ。
その後、PCはWindowsになり、Sonar6に転身し、20年近く、、今に至るわけだが…。
当初は、ギターは自分で弾いていたものの、どう考えてもクオリティーが一気に下がるので
今は、ギターも音色とか表現とかは何の色気もないものの、打ち込みでやっております。
もう少し表現力を上げられる可能性のあるVSTを使うには、そもそも音楽ソフトのSONAR-6を卒業せねばならない。
これらの途中くらいで、知人から「音の壁が迫ってくる感じで聞くのしんどい」と言われたことがあった。
元々アレンジ的に、整理された音より、それぞれの楽器が、ガツガツしてぶつかり合うような音が好きだったのもある。
それはバンドをやっている時も同じで、、
どんどん、それぞれのトラックのヴォリュームを上げてしまう傾向もあったかもしれない。
もうひとつは、PANを振ることすら知らず、、「男は黙ってド真ん中!」という、素人以下のやり方も原因。
しかし、少しはPANを左右に振り分けることも、正しいやり方かどうかわからないものの、やり始め。。
DTM標準のイコライザーとかコンプレッサーとかリバーブとかは、最初から設定されているものしか使っていない。
ここを削ってとか、持ち上げてとかは、、皆目何もしていない。
そんな中、数年前から、フリーのOTTというのVSTを入手し、バカのひとつ覚えで、
過去作品に、これを投入することで、少し変えたような気になっているのだ。。
しかも、これ挿すだけで、細かい設定が必要ないという、私にはありがたい代物。
ヴォーカルに対しても、同様なのだが、、
今も、安物の普通のボーカルマイクで録音しているが、以前のマイクはもっとショボくて、
なんか、ディストーションかかったみたいになっていたが、今となっては、その時のほうがよかったかな?と思う時もある。
ここ数年、ヴォーカルの録音の仕方や、エフェクターに変化はないのだが、
せめて、自分のヴォーカルくらいは、一番よく聞こえる創り方を会得したいものだ。。
もう33年前だが、私の声自体、今より、高い声も出ていたし、ハリもあったかもしれないが、
せめてパンセホールでのLIVEのこの声になるようにエフェクトするのが理想なのだがなぁ。。。
課題はまだまだ多い。。。(宮本)