阪神が“アレ”を達成し、少し不安なCSファイナルステージ、その先の日本シリーズがあるが、
現状、試合がない日々が続いていて、もうストーブリーグになっている感もある。
ストーブリーグと言えば、気になるのは、まずはドラフト会議!
今年は、大学生の投手が空前絶後の大豊作と言われ、例年なら1位候補になるような選手がズラリ。
そんな外的要因の中、わが阪神タイガースは、まず投手層、先発はかなり駒が揃っているが、
やや中継ぎ、抑えは、年齢的にも層がやや薄い。投手陣を充実させるとしたら、後ろもできる即戦力投手。
オーソドックスに考えると、このあたりを上位で1,2名、下位で残ってたら、高校生のポテンシャル採用とともに獲得するのが、良策と思える。
野手は、若手が多く急務ではないが、内野手は大山の後継となる右の長距離打者。
外野手は近本の後継となる左打者。これは今の選手分布をみると明らかだが、
その上に、その薄い層の上に北條、山本、高山、板山などを第一次戦力外としたことで、
「あれ?こっちなのか??」という思考回路が迷路に陥った。
近年、チームの積極的な走塁革命、投手陣の育成、そして今年の四球重視策、ポジション固定による失策の減。
これらが功を奏しての優勝と思えるが、、あと欲を言えば、本塁打数のアップ。。
とはいえ、これをドラフトで一気に変えるのは不可能だ。さて??
あと、データ的な評価でよく言われるのが、捕手。
梅野、坂本は、現時点で、打撃には貢献度が少ないし、次の層は一気に代わりがいなくなる。
個人的には中川に期待しているが、年齢層的に、もし獲るなら、中間層の大学生かと思うが、、
高校生の堀(報徳学園)を指名方針という情報もあり、だとすると、3位あたりまででいかなと獲得できないだろう。。
これらを含め私の見解として、まず投手は、158km左腕で、日本最高投手になれる可能性ありといわれる細野(東洋大)は
荒れ球で阪神で活躍できる層とやや異なるのと、複数球団との競合が考えられる。
常広(青山学院大)は、155km右腕でフォークも良い、補強ポイントに当てはまる投手だが、これも競合必至。
競合の可能性がないわけではないが、155kmのストレートに変化球のどれも一級品といわれる西舘勇陽(中央大)をズバリ1位指名。
外れた場合は、左の速球派でコントロールも良い古謝(桐蔭横浜大)、武内(国学院大)をハズレ1位で。
打者では、BIG3の佐々木(花巻東)、真鍋(広陵)、佐倉(九州学院)は、いずれも一塁手で左打者。
ここは、同じ一塁手でも身体能力の高さから、他も守れそうな右打者 明瀬(鹿児島城西)を2位で。
高卒捕手で行くなら、3位に堀(報徳学園)で。
【オーソドック指名案】
1位 西舘 勇陽(中央大)投手
2位 明瀬 諒介 (鹿児島城西)内野手
3位 堀 柊那 (報徳学園)捕手
4位 上田 大河(大阪商業大) 投手
5位 坂井 陽翔(滝川二)投手
6位 高 太一 (大阪商業大)投手
7位 森田 大翔(履正社)内野手
8位 福田 幸之介(履正社)投手
まぁこんな感じで行けたらいいのですが、下位でこれくらいの選手が残ってたらの話ですが、、、
上田、高 の大阪商大の2名は、速球派だが、コントロールもいい、右腕と左腕。
森田(履正社)は、まずここまで残ってないだろうけど、福田(履正社)は、最速151km左腕、切れのあるスライダーも投げる。
馬力があって、ポテンシャルに個人的にすごく期待!大阪大会決勝では大阪桐蔭の強力打線を封じ込めた。
ところで、野手の獲得が急務と考えた場合、Bプランが浮上する。
外野手は、今年唯一無二の存在なのが、ENEOSの度会隆輝、元ヤクルトの度会の息子で、ヒットを打つ技術に卓越し、天才という評価もある。
内野も守れる。
また、内野手では、大砲候補は、上田 希由翔(明治大)だが、左打者。
ここは、パワーは大学球界No1で2位指名も可能ではないかと思える廣瀬隆太(慶応大)でいいかと思う。
【Bプラン指名案】
1位 度会 隆輝(ENEOS)外野手
2位 廣瀬 隆太(慶応大)内野手
3位 堀 柊那 (報徳学園)捕手
4位 上田 大河(大阪商業大) 投手
5位 坂井 陽翔(滝川二)投手
6位 高 太一 (大阪商業大)投手
7位 田中 大聖(太成学院大) 投手・外野手
8位 森田 大翔(履正社)内野手
ちなみに田中大聖(太成学院大)は、右翼兼DH兼投手。投手の実績はまだ少なく、制球はアバウトだが、馬力があり、球速の出る投手。
遠投120m、50m5秒7。スクワットは220キロを持ち上げる怪力。脚の太ももは70センチ、腕回りは40センチ打者としても、大きいのを打てて、足もある。面白い選手と思うが、阪神は獲らんかなぁ。。。
意外に1位候補の大卒投手は、時として下位まで残ったり、指名漏れすることも多いので、今年は本当に、どう転ぶかわからない気がしてならない。
10月26日(木)、ハラハラ、ドキドキです。(宮本)